mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

何故いい大人の男性が、風邪で臥せっている妻に良かれと思ってやることでムカつかれるかの考察

今日の書き込みは「ギフテッド」についてではありません。

 

タイトルの通りでございます…<(_ _)>

 

 

この時期に、ですが風邪っぴき…(+_+) 

 

水曜に「あれ?」と思うイヤな感じが鼻の奥と喉に出て

木曜に「花粉じゃないでしょ、何これ?」な、咳とくしゃみを連発し

金曜に「具合悪ぅ~…」と一日寝てました。

今日も一日ダラダラ。

 大分快復しましたが65%くらいの感じでしょうか。

まだ咳が出るので、咳止め茶淹れて飲んでます。 頭痛い。

なので土曜日だけど今日のうちにUPします。 明日はお休み。

 

木曜の時点で「風邪だと思う。ちょっと熱出てる。早めに寝る。」

で、夜中に状態がじわじわ悪化し、金曜の朝はダンナのほうから

「今夜は何か買ってこようか」というありがたいお言葉。

「お願いします~<(_ _)>」と送り出して一日横になってました。

 

で。

 

金曜夜にコンビニで買ってきたものが

100%グレープジュース

いわゆる助六(お稲荷さんと海苔巻きセット)

巻き寿司(ナムルっぽいもの巻いてた)

ケーキ(ドゥーブルフロマージュ的なもの)

ケーキ(イチゴのクリームたっぷりのモンブラン的なもの)

 

・・・(-_-メ)・・・

 

そりゃね。

具体的に何、という指定はしなかったです。

脂っこいものはイヤです、程度のことしか言ってないです。

 

それでもこのチョイスって…こーどーもーかーお前はっ!!!

と、一瞬頭煮えそうになりました。

この中で素直に感謝できるのはグレープジュースだけ。

百歩譲って助六のお稲荷さんまで。

 

風邪ひいてるってことは、食欲はそれほど落ちていなくとも

やはり胃腸の機能は後退気味になるのと

消化するという行動は、普通に感じる以上にエネルギー使う。

なのでまず消化の良いもの、暖かいもの、柔らかいもの

負担のかからないものが大原則。

そこに「海苔」巻きって、(-_-メ)…海藻の消化の悪さなめんなよ。

 

ウチの実家は両親ともに医療関係者で、よく言われてたのが

胃カメラの3日前から海藻厳禁!って話題。

現在ならもうそうでもないのだろうが、私の親が現役の頃は

今ほど胃カメラの映像の解像度はよくなかった。

その中で、ちゃんと事前の食事制限とか守っているにもかかわらず

胃の中に残留物が見つかることがある…パッと見てその正体が分からず

なんだこれ?なんだ一体?と医者が眉間にしわ寄せて悩みまくって

基本それって、ワカメなどの海藻類だったそうで。

 

へばりつくらしいです。 

絶食してるから胃自体動き悪いとか、いろんな要素が重なって。

今はもう医療機関でも「海藻類は前々日くらいから止めてちょ!」って

アピールしてるようですね。

もちろん海藻否定してるんじゃないですよ。 私好物だし。

仏の耳の味噌汁なんてもう、書いてるだけでウキウキした気持ちになるw

体調の悪い時は避けて欲しい食べ物だってだけで。

で、その体調が悪い時に、海苔巻き、巻き寿司。

 

そしてその巻き寿司は、韓国的なナムルとキムチの合わさったような。

普段なら好きです、これ。 ナムルもキムチも結構好き。

 

でもね。

のーどーがーいーたーいーのー風ー邪ーひーいーてーるーかーらー!

見た瞬間に辛さの刺激で食べれないよな、と分かるわけで。

 

そしてケーキ。

 

おーまーえーはー38℃台の熱ー出てるとーきーにー

こーゆーこってりクリームがー目の前にあったらうーれーしーいーかー!!!

 

 

あのね。

今日にいたるまで、めちゃくちゃ健康で、

ただの一度も風邪ひいたり寝込んだってことがなくて

調子が悪いなーなんて言葉の意味が全くわからない。

そーゆー人物なら許せます。 仕方ないよなと思えます。

  

私と一緒になって後、あなたは一体何回風邪で臥せったかな。

 

そのたび、私はそれなりに食事に気を使い、喉を通るものを選び

汗をかいたパジャマや寝具を替え、毛布を足し、氷嚢をつくり。

ダッシュで買い物、スープを作り、リンゴすりおろし、お粥炊き、

パジャマにシーツにベッドパッド、タオルケットに枕カバーなどなど

干す場所確保もなかなか厳しい大物をわっさわっさと洗い

熱を計ってそっと状態を伺い、眠ってるのか起きたのか、

食事はできるのか、薬をそろそろ飲む時刻・・・

 

これね。

多分ほとんどの妻と呼ばれる立場の女性はやってると思う。

だって子供が熱出した時、お母さんは一生懸命看病するもの。

熱でうなされて、食べ物受け付けなくて、苦しむ子供を

もう不安で不安で半分自分が泣きながら、必死で看病すると思うもの。

 

熱出して、おなかこわして看病してもらったことが

一回もなく大人になったって人、そんなにはいないと思う。

そして自分が大人になった時、かつて自分がしてもらったことを

そういえば、あの時確か、と、やってもらったことを思い出して

こうしたらいいかなって一生懸命考えて看病するんじゃないのかな。

 

 なのにイイ大人になってからは、母に、妻にしてもらった看病の内容を、

あなたは全く覚えてないというわけですね?

 

自分が臥せってるときに、こうしてもらったら楽だったとか

食欲は無かったけど、これは喉を通ったとか

汗かいたときは寝具を乾いた気持ちの良いものに替えてもらったとか

そっと額に手を当てて熱の具合を確かめてもらったとか。

 

やってもらったことを、今度は自分が臥せってる妻のためにしよう。

そんなこと、考えも出来ないわけですね?

 

 

それ以前のこととして、

買ってきたお弁当の類、そのままテーブルに置いたまま

「食べよう~(^o^)丿」

 

まずパック開けろや。

そして…お茶ぐらい淹れませんかね。 お湯沸かすなりしろや。

お箸はコンビニでもらってきたか知らんけど、取り皿は?

 

そして食べ終わった後のパックの始末。

バランはプラゴミじゃないって何回言ったら分かるのさ。

 

もうね。

いちいちいちいちいちいちいちいち…言うのも嫌なの。

だって、子供じゃないでしょ、あなたは。

 

 

これって、うちのダンナの年齢層だからってんでもないみたいね。

結構若い方でも、インフルで寝込んだときに「俺の飯は?」

が第一声だったとか、聞くもの。

ネットの噂話だろうと思ったら、リアルに言われた友人ぞろぞろいたw

 

そもそもさ、ちょっと興味が出て検索してみたの。

「子供が熱を出した時」

出てきた出てきた、医療機関自治体のものも含めてたっくさん。

 

で。

 

「妻が熱を出した時」…ほぼ望む内容のものヒットせず。

「妻が寝込んだとき」…その時Google検索してトップに上がっていた記事

とても参考になりました。

 

でもそれ以外の出てきた記事はほとんどが

「(妻が寝込んだとき)夫はこういう行動をとるのはやめて!」

あるいは

「(妻が寝込んだとき)夫にこういうことされて一気に冷めた」

ってことだらけ。

 

なにこれ。

 

 

私は、ダンナに心底惚れて一緒になりまして今も変わらず好きですよ。

でもね。

熟年離婚とか。 全く理解できないわけではないわ。

世の男性陣、「おれ、分かんないから」で済まそうとしてると

「あんたなんか、知らないから」で年とってから放り投げられますよ。

 

 

こういうイイ歳の大人の男性陣にならないように、

お母様方、子供の頃から家事や看病とか、ちゃんと仕込んで

「大人になったら、男女の別なく自分でできて当たり前」

「出来ないことが恥ずかしい」

という認識をしっかり掲げ、誰が何を言おうが貫いてほしいです。

これから先は、どんどんそういう時代になっていくよ、多分。

そういうスキルが無いと、生き抜くことがつらい時代に。

 

親は普通であれば子供より先に旅立つもの。

どんなに愛していても、気がかりでも、

いつかは手を貸せない時がやってくる。

その時に、自分の手で必要な問題解決が出来るスキル、

それを身に着けさせるのが、本当に子供が将来

「助かったぁ…お父さん、お母さんありがとう」と思うことじゃぁなかろうか。

 

 

何の邪気もなく、

「熱下がったね。咳も鎮まってきたね。良かったね。」

と、ニコニコしている「愛情深い」ダンナの顔を見ながら

ココロの中の抜身の刀の柄をぎっちり握っております、もーらった。

そのまま鞘に納めはするけどね。

 

…私だけじゃ~…ないと思うよ…(一一")

 

 

皆さま、暖かくはなってきたけど、風邪に気をつけて。

お風邪の方は、お大事に。