前回、新年最初の書き込みなので、「昨年・よかったもの」をまとめてみました。 さっそく友人から「時計買った! 筋トレの方法とかもっとちゃんと書いて!そしたら繰り返し見れるから!」とありがたい…と一応言っとくw…なメールが来たので書こうかと。
時計はこんなプロジェクター機能のあるもの。 便利w
友人の買ったのは、私のとは別型ですが「すっごく便利!」だそうです。 年齢重ねると、夜中に目を覚ます率高くなるのかな。 彼女も(文字の光る)デジタル時計は好きじゃなくて、寝室には置きたくなかったけれど、投影の光なら大丈夫だったとのことで。
で、まず「なぜ筋トレしようと思ったか」
どういうことがあって、そういう気になったのか。
そのきっかけについて(体調的なこと)です。
実は先日、病院へ行ってきました。
その数日ふわふわするというかぼーっとするというか。
こりゃ~血圧か?と思って計ってみたら上が140ちょっと切るくらい。 今はその数値でOKとなったのですが、私は元々かなり血圧が低く、30代では日中でも100切っていて、健康診断のときは看護師さんに(低すぎ…カフちゃんと巻けてない?)と、毎回測り直されていました。
そんなわけで安心していたら、いつの間にか100を超え、いわゆる更年期に入ってからは120弱、そして久しぶりに測ってみれば140前後という数値。
以前から血糖も気になっていたので、受診しなければ。
受診結果としては、血液及び尿検査で判断する限り、糖尿病でも高血圧でもないけれど、血圧はいわゆる「正常値内高値」という状態でした。
Dr.にすれば、糖尿病でないならば数値としては問題ないけれど、じわじわ上がってきているってことは、やはり気をつけた方がいいし、めまい(ふわふわするのは「浮遊性のめまい」高血圧の症状の一つと考えられる:高血圧以外の場合もあります)などの自覚症状があるので、とりあえず生活指導とか食事指導を受けてきました。
で。
一応、受診の結果「問題ない」となってはいますが、この数年、自分としてはかなり体調の変化に悩まされてはいました。
そりゃー更年期のお年頃ですもの、無理ない…のですけれどね。
そうはいっても昨年、一昨年と立て続けに同世代の友人の訃報が届き、単純に(そーゆーお年頃)で済ませておくのはよくない気がする。
まず、50代に入ってから数年の出来事。
体重が増加し始め、
いきなり(突発的に)すごい汗をかくようになり、
息切れと、ときどき脈拍の乱れを感じるようになりました。
特に息切れ、不整脈感はとても不安を感じる症状で、「あ~!なるほど!こうやってパニック障害とかうつ症状に陥るんだな!」と実感しました。
一度、付き添いで行った病院で急に具合が悪くなって倒れ込み(意識はあった)救急対応取ってもらったことがあります。具合が悪くなった理由は多分極端な睡眠不足。
出先でああいう状態になったら、そりゃーその後、出かけるのが怖くなりますわ。 私はホントに幸い、たまたま脳外とかそろっている中核病院で倒れたためMRIまで取ってもらえたのですが、異常は無し…で、それが「あ、この状態でも脳外的な問題はないんだ。」と安心したのが精神的に大きかったと思います。
そして50代、続き。
皮膚炎が出始めました。
これはここにも書いていて、皮膚科で処方された薬ですこーし改善はするものの完治はとうとうしませんでした。 数か月前までかさぶたを掻き壊しては薬を塗る繰り返し。 ビタミンB系サプリは取り続けていましたが、悪化はしないけれど改善感はそれほどでもなく。
皮膚炎の他に、小さな傷が治りにくくなった自覚もありました。
(今はほとんど治まっています。 痕はありますが、繰り返すかさぶたはもうありません。 これは最初はダニ?ビタミン不足?と色々迷走し、結局高血糖状態が続いたための影響だと思い至りました。 皮膚炎はあまり初期の(境界型の)糖尿病では一般的ではないようで、Dr.でも意見が分かれているようですが、私の場合、糖尿病の対策を取ってから順調に快復しているので関連があると考えています。 境界型での湿疹は1割程度の患者に発現が見られるという見解もあるようで、要は汗にも糖分が含まれるようになり、それが刺激となって湿疹ができるのではないか…ということでした。)
目に違和感が出始めました。
当初はドライアイの時のような異物感が、左目の涙腺のあたり(目じり上部)に頻繁にでてきました。 痒くはなく、目薬をさしたり、目を洗うと軽減します。 そのうち左目の視界に、灰色の影のような糸くずっぽいものがあらわれて消えなくなりました。 ドライアイ感は両眼に出ることが多く、特に左目に強く出ました。
(視界の糸くずは消えてはいませんがかなり薄くなりました。ドライアイ感は食後に運動せず甘いもの連続摂取した時は強くなります。すぐ洗眼すると軽快はします。 近々眼科に行きます。 消えたのではなく、脳が不要とみて消しているかもしれないですね。)
手、足にしびれが出始めました。
しかしこれは私にとっては常態であったのです。 昔の事故の後遺症で、頸椎ヘルニアがあり、特に左手に痛みやしびれが出ることは珍しくなかった。 ですがそのしびれが、右手にも出はじめ、足先にも出始め、これは何かおかしい…と思い始めたわけです。
(これは最近はかなり軽減しました。無くなったわけではありません)
初期の認知症を疑うような症状が出始めました。
詳細に書くと長くなるのですが、「認知症になりかけてる…?」と、不安になるような動作の間違いと、被害妄想的な思考が頻発し始めました。 具体的にはキッチンで、ツールをしまっている場所が分かっているにもかかわらずとなりの引出しをあけて、その瞬間「あ、違う!」と思い直す。
洗濯機の周囲で、洗剤をしまう場所は決まっているにもかかわらず、違う場所にストンと置いて、その瞬間「あ、違う!」と置き直す。
この時、間違えるわけではないのです。 右だと分かっているのに左を選択してしまう、そして動作したとたん、瞬間的に違う!&何故?が同時に脳裏にはじけます。 認知症初期症状かと、とても不安でした。
そして延々とネガティブな心配をしだして、それを何度もなんども繰り返して、やめられない。 そのネガティブな心配というのは半端に近しい人物との関係性です。 私に借金したっきりバックレてるいとことか。 実は恨んでるんだなー、もう返して来やしないと判ってはいるけど。
それはまさに被害妄想的で(借金返してこないのは妄想ではないですw)悪口というか、いいがかり的な感じ。 認知症の祖母からそういう扱いを受けていた私にとっては本当に恐怖でした。
でも逆に言えば「なんの根拠もないことでこういう思考になっているのは、おかしい。 これは病的なものではないだろうか。 祖母がまさにこうだったのではないか。 考えてみれば母の晩年もこういう風だった。」という考えにたどりつけたのは…ラッキーだったと思います。
(今は上記のような間違いはすっかり無くなりました。 被害妄想的な悪口的思考も、それに延々と捉われることは無くなっています。 瞬間湯沸かし的に悪態つくことはありますがw)
そんな中、昨年9月の地震です。
数日間、マトモな食事はとれませんでした。 食事はしていましたが、その内容は極端に炭水化物に偏って、野菜や乳製品、タンパク質がほとんど無いような食事。 で、どうみてもこれは異常だなという尿が出まして。
言ってみれば、濁り感のある…ビールにミルクティ混ぜたような。
そして消えないあわが、肉を茹でる時のアクのような感じ。
よく言われる「甘ったるいような臭い」は感じませんでした。
ただ、拭いてもなんとなくべたつくような不快感が残ったりして。
こりゃ高血糖だわ!と思ったものの、大停電直後の混乱のさなかで病院は開いておらず、開いていてもふだん投薬治療受けている患者さんを捌くので精いっぱいで、臨床検査もどこまでできるか不明でしたし。
とにかく自力で対策を取って、1週間、経過をみよう。
そこで改善しなければとにかくどこか見つけて受診。
そう決めて、必死で運動を始めたわけです。
で、まず糖尿病とは何か?です。 ここの説明が分かりやすいかなと。
他にもこんなとことか。特に下の方の「アボット ジャパン」の基礎編に書かれていますが、
【糖尿病で尿に糖が漏れ出すのは、血糖値が、およそ170mg/dL以上になってから。 食後でも基準値140mg/dLを大きく超えないと、尿に糖は出ないので早期診断には、血糖検査が必須です。 】
ドラッグストアで「尿糖検査」できる試薬紙が販売されています。 私も最初使ってみましたが、毎回検出無しの結果でした。 ですがそこで安心してはいけない!
「境界型」は170mg/dLまでは上がっていないのです。
つまり検出できるほどの糖は排出されてはいない。
そりゃ試験紙は検出無しとなるわけで。
市販の試薬紙はすでに糖尿病の診断を受けて治療を受けている方のためのものと考えて、境界型ではたとえ高血糖状態でも、試薬紙では検出できない可能性が高く「検出無し」を「問題なし」と考えるべきではないです。 不安を感じてる状態ならまず、病院で診察受けましょう。
境界型のうちに対策するかどうかで、その後を大きく左右するわけで。
で、とにかく根本は、
糖を、筋肉も脳も取りこめない、使えない状態。
と理解しました。
詳しくは↓こちらなどを熟読なさることおススメします。
ではどうするか。
ごちゃごちゃした途中の考察は端折って、
筋トレで筋肉再生じゃーーー!
・・・が、一番手っ取り早く効果的であろうと考えました。
とはいってもぐうたらなワタクシ。
最初に考えたのはとにかく続けられること、その仕組み。 毎日やる動作にプラスするのが一番と思い、最初に始めたのが
「スクワット」と「食器洗いの間、背伸び」でした。
スクワットはまぁ定番ですので割愛しますね。 ご参考になるのはやっぱりここではなかろうか、ガッテンw
そして背伸び。 これがもう、愕然としたというか。
昔話になりますが、アパレル営業職の現役中は、店頭の売場で6時間以上立ちっぱなしってことよくありました。 最初の1回は泣きたくなるほど足が痛みましたが、不思議と2回目からは平気になりました。 そしてその後、特につらいと感じたことは無く、何カ月ぶりに立ち仕事でもこなせていました。 で、数年前までたま~に15分くらい背伸びで過ごすことやってたんです。 問題なくクリアできてました。
それが、できない。 3分どころか1分で生まれたての仔馬状態。
プルプルガクガク。 なにこの劣化!
・・・というわけで、そこから始めることにしたわけです。
ここまで劣化した理由はハッキリしてます。 車。 札幌に転居して以来今まで持たずにいた車を購入したので歩く距離が激減したのです。
最初はホントにシンクに寄りかかってズルしたり、体重を右に左に移動させ、ガクガクしながらなんとかクリア…といえるか疑問だけどw
それでも1週間ほどでガクガクしなくなり、いつしか寄りかかりもしなくなり、今はエア・ヒールでクリアできるようになりました。 最初肩幅くらいに開いていた足も、今はかかとをつけて、足をV字配置で背伸びです。
そこまで約3カ月。
そして昨年あたりから「血糖値スパイク」という概念が一般にも分かるように健康番組で取り上げられ始めました。 パキーン!と鋭角で急上昇、急下降する血糖値、すっごくマズいよ、という。
ということで、まず食事を終えた直後(15分以内)に有酸素運動をプラスしました。 血液中に糖分が流れ出したとたんに、筋肉で使ってしまえ!という考えです。
ごちそうさま、とお箸を置いたら、お皿を下げるより先にダンベル持って足踏み運動。 足踏みというか、腿上げといった方が近い。
ひざ頭をウエスト位置までかならず上げる。
ペースは早くなくてもOK。
とにかく有酸素運動なので、そのことを念頭に置いて。
これも最初は3分間続けられなかったです。 いや、続けはしたのですが、1分経つ前にペースはガクッと落ちて、2分経った頃には青息吐息。
それでもかならず3分間、食事終了直後に。 今は一定のペースで5分、あるいはもっとペースを上げて3分のどちらかをやっています。
さらにこの最近1カ月で加えたのが、歯磨きの時【背伸び→着地】の繰り返し。 やってみて、かなりふくらはぎの筋肉が落ちていたことを自覚しました。 これはまだまだ、これからです。
食器洗いの背伸びでOKと思っていたのですが、そっちはふくらはぎというよりも、インナーマッスルの方に意識が向いているように感じます。
で、え?それだけ? はい、それだけです。
ですが、9月半ばから段階的に始めたこれだけで、3カ月で5kg減。
まぁね、元がどんだけ~ってことなのですが。
お正月でさすがに少し戻って、今また減り始めました。
思うに現代の食生活と活動量から言って、ほぼすべての人が高血糖になる危険性は大きいと思います。 若いうちはまだいいけれど、30代後半から徐々に筋肉が減ってきて、50代でホルモンバランスの変化もあり、一気に糖尿病のリスクが高まるのでは?と感じました。
別にジムに行けとか、何時間も歩けとか走れとか、そんなこと言う気はないし、そもそも私ができない。
こんな気候のとこでお外歩いて運動とか、かえって身体に良かぁないw
でもせめてほんの少し、なーがーらーでいいから、筋肉トレーニング続けましょうよ、歯磨きしながらで出来るから。
誰だって寝たきりとか、認知症とか、なりたくないなぁと思うはず。
高血糖状態、正常値内でも、長く続いてるとダメージありますよ。 ホントに、認知症初期かと思った症状は、怖かったっす(-_-;)
たぶんなんですが、皆が感じてる以上に「脳って栄養状態に左右される」と思います。 食事大事。 このことはいずれ書こうと思ってます。
次回はぐうたらなワタシのやってる、筋トレもどき、どんなやり方か、とか、注意点とか書こうと思います。 一緒にやろ!(*^。^*)