mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

2017年となりました…(^o^)

 

8日ともなればもう今さら「明けまして~」でもないようなw

とはいえやはり、新年。

<(_ _)> 明けましておめでとうございます。

 

年末年始は何だかあっという間の日々でした。

う~む、もともとイベントにそう執着する方ではないのですが

やっぱりお正月となりますと。

 

本格的なのはハナからやる気はないけれど、お節…らしきものはそれなりに作ります。 特に黒豆は、意地で煮る。 何に対しての意地なのかまったく分かんないですがwww

煮豆自体好きなので、2~3日かけて作ります。 吸水させ、煮て、冷まして味を浸ませる。 

 

っていうか、売ってるのは美味しくないのよね。 新年早々、美味しくないもの食べたくない。 そりゃめちゃくちゃお高いのは美味しいけど。

 

黒豆は、長年どうにも不思議だったことがあって。

 

私が子供のころは、黒豆ってしわしわだったんです。

それがいつのころからか、つるん・つやつや・ふっくら…になってきた。

そりゃ~見た目はそのほうがフォトジェニックではあるけれど。

 

 

先日、糸井重里氏のサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に、最近バラエティの出演でお見掛けする機会の増えた、土井善晴さんが対談でご出演。 

お正月なので黒豆の話題から。

「黒豆はそもそもしわの寄るもの。

 しわの寄るまでマメに暮らせるように、ということから…」

うわぁ!びっくり! っていうか、だよねぇ!!!

私も父からそう聞かされた覚えあったもの!

 

いまのツルツルの黒豆は「料理屋の発想」とおっしゃる。 もとはお父様の土井勝さんが工夫なさったレシピでお母様(土井善晴さんのお祖母様)は「気に入らなかった」と。

 

ずっと、あのしわしわの黒豆は、何か記憶違いをしていて、昔っから、もともとつるんふっくらだったのかな? でもこれだけ含水量多いって、いくら甘くしても日持ちせんぞ?と。

実際、毎日何度か煮返すことになるのだけれど、昔は元旦はかまどに火をいれないってのが本来だったはず…なんて思っていたので、正月早々疑問が氷解して、幸先いいな♪

 

田づくりも得意ですよ^^ あれはコツはただ一つ。 煎りまくる! 

もういいかなと思っても、まだまだ! カラッカラに水分飛ぶまで煎りあげて、一気に味付け。 

なますはダンナが、酢が大の苦手なので作りませんw

ほんとに「なんちゃってお節」です (*ノωノ)チョットハズカシ…

 

あとはお雑煮。

我が家は関東風の鶏がらダシ、具沢山の醤油味、角餅。

具は~…鶏肉、大根、ニンジン、筍、ワラビ、フキ、苧殻、蓮根、牛蒡    しいたけ、高野豆腐or揚げ…ゼンマイや生麩入れることもあります。

 

最近、各地の郷土色豊かなお雑煮とかって雑誌やTVの特集でさ、北海道のお雑煮は「鮭とイクラが入ってる」みたいなの見かけますが、私が知ってる限り、昔からそんなの作ってた家なんか一軒も無いよw

海沿いの漁師さんの家ならあったのかな、でもそういう知人(漁師さん)も「(ヾノ・∀・`)ナイナイ」って笑ってるんだよねぇ^^; 

イクラ煮えらさったら美味くないべさ。」(煮えらさったら=煮えてしまったら)うん、私もそう思うんだよ。 

それこそ見栄えばっかり気にした「料理屋の発想」じゃないの?・・・と、ここまで書いて思い当たった!

 

我が叔父、長年、某ホテルのシェフやっておりました。

お正月の朝食にはお節的な料理とお雑煮も出すわけですが、お雑煮トッピングにイクラ添えたって言ってたわ…観光客喜ぶから。

そんな細かい話よく覚えてるなとお思いでしょうが、そのイクラ、お客がご飯にかけちゃうんで困った、って話に笑えたの。 困ったっていうのは、ご飯にかける用と、お雑煮に彩り的に入れるのでは味付け度合いがかなり違うので、それをご飯にかけられちゃうと味が…提供側の本来目指している美味しさでは全くない。

この味がこのレストランの普通と思われては困る、ということで。

で、そんな雑煮食べてカン違いした食レポとかの影響!?

 

お雑煮については、大阪に数年住んでいた時に、いわゆる関西風の白味噌・丸餅のお雑煮に衝撃うけました。 

そもそも関東以北では「白味噌」ってのにあまり馴染みがなく、普通のみそを、仙台味噌や八丁味噌に比べて「白みそ」と呼んだりする。

なので「白味噌仕立てのお雑煮」と言われても …(´・ω・`) 味噌汁に餅ぶっこんだようなもんじゃなぁ…特別感ないし。

というような感覚でとらえちゃうんです。 なので詳細調べようともしない。 奈良のお店でたまたま「奈良のお雑煮」出していて、これは食べてみなければ!と頂いてみて本当によかった。

 

そして、関西の白味噌のお雑煮には、丸餅でなければダメなんです。 丸餅の口当たりでないと、あのクリーミーさが生かされない。 ああいうのって、その地に行って食べてみないとわからないこといっぱいありますね。

 

その地に行って、お雑煮、といえば、どうしても香川の「餡餅雑煮」食べてみたくてお正月に行きました!w 

これも話聞いただけなら絶対「無理無理無理!」って思ったけど、案外、違和感なかったです。 白味噌ってすごいなぁ。

 

でも地元の方も、「最近は作んないわよぉ。そんな美味しいもんでもないでしょ?」なんて笑ってらっしゃいました^^

うむ、そりゃ確かにうどんのほうが美味しかったですw あと、おでん。

 

関西、懐かしいなぁ。 あぁ、もうすぐ10日、えべっさんだ! 

今年が皆様にとって良き一年でありますように^^

 

あ、そうそう! ねぇ、黒豆に「チョロギ」って入れる?