mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

9月の梅味噌ドレッシング、 十数年ぶりに作ってみた。

今日の話題は「ギフテッド」についてではありません。

 

トピック「梅仕事」について

 3カ月寝かせる熟成梅味噌ドレッシングのレシピです♪

 

店頭に青梅が並んでいますね^^

昔、関東に住んでいた頃、ご縁があって梅農家さんのお知り合いの方に梅狩りに毎年お声をかけて頂いておりました。

 梅農家さんがご高齢となり、体調もすぐれないの…ということで、梅林預けるから。 好きにしていい。 ただし生った実を全部取って! その実は好きにして。 ただし全部取ってね、土と木がダメになるから。

…ということで、梅の実、取り放題w  

そこで教えて頂いたものです。 

もう20年ちょっと前のことです。

 

その後数年間作っては友人知人に配り、それが美味しいというので作り方を教えて、そうすると皆自分で仕込むようになり、私自身はちょっと飽きてしまってずっと作ってなかった。 

十四、五年ぶり…くらいかな、久々に作ってみました。

 

食べられるのは3ヵ月後…つまり9月以降!(^◇^;) 

でもとっても美味しいのよ~♪ 暑い夏で体力消耗して食欲が無い晩夏初秋につよーい味方でござる。

この土日、お作りになりません?

 

 

 【3カ月熟成させて9月出来上がり

  こっくり美味しい梅味噌ドレッシング】

 

【用意するもの】

 密封ビン(下記の量なら3・5リットル以上のもの推奨)

 カビ除け・消毒用にホワイトリカー

 (それを入れるスプレー容器)

 

【材料】

 青 梅 1kg 

(洗ってヘタをとり、ざるにあげて水を切る。)

 味 噌 1kg 

(ダシ入はダメ!赤味噌は避けた方が無難、安物でOK) 

 氷砂糖 1kg 

 

つまり青梅:味噌:氷砂糖は同じ分量(重さ)を使用します。

分かりやすいよう1kgにしましたが、800gずつとかでも問題ないです。 800gなら2.5リットルビン以上の大きさ推奨。

※私は今回800gで2Lのビン使いましたが、氷砂糖が入りきりませんでした(→対処法は後述)

味噌を梅層にしっかり押し込むとかでも変わってくるし、時間が経てば嵩も減るので、手間がかかるのがお嫌でなければ800gなら2LビンでもOKです

 

【作り方】

① 洗ってリカーを中にスプレーした密封ビンに青梅の半分を入れる

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② その上に味噌半量を入れ、青梅の間に押し込む
③ その上に氷砂糖を半量ばらばらと重ねる

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④ その上に残りの青梅を入れる
⑤ 残りの味噌を入れ、押す。
⑥ 残りの氷砂糖をいれ、リカーをスプレーしフタをする。

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ふたもリカーで消毒した方がいいですね^^

重ねるったって、どうすんだ?…とお思いでしょうが、写真をご参照くださいまし。けっこうスキマありますよね、これで大丈夫。 写真では2段に重ねる作り方ですが、3段になっても問題ありません。

もし最後の氷砂糖が入りきらなかったら、数日置くと上に空間があくのでその時に不足分を足してください。

私は今回2Lのビンにしたら入りきらず…(/ω\) 残った氷砂糖、ジップロックに入れてキープしています。

※2日後には大分嵩が減り、無事投入できました。 その際は上に載せるだけというより味噌に埋め込むようにした方がいいです(溶け残ることがあるため) 

で、閉める前にはしっかりリカー消毒してください!

 

で、9月に封を開けるまで、常温の室内保存でOK。

ただし直射日光ガンガンとかはやめてね(;ー_ー)ノ

キッチンのすみっこにひっそりと寝かせておきましょう。

時々そっとビンゆすってあげてください。

 

長丁場なのでほこり除けにビニール袋でくるんだ方がいいかなぁ。 時々フタ開けて発酵ガス逃がしてあげてください。(リカー消毒しっかりしてたらあまり発酵しませんが念のため)

その際、また閉めるときにはリカーをスプレーします。

 

秋の気配が忍び寄る9月にふたをそっと開け、

オタマで静かに、「しっかりと底から」混ぜて下さい。 

もういいかな、と思ってから、さらにもう数回混ぜる。

これはもう、しつこいくらい混ぜること!

でないと詰め替えた最初と最後で味が全然違っちゃう。

そしてビンやPETボトルに詰替えて

冷蔵庫に保存

 

梅はしわしわですが食べられます。 雰囲気、奈良漬っぽい感じ。果肉をそいで炒め物に使ったり、きざんでご飯に混ぜ込んだりしても美味しいとのことですよ^^

 

これって梅物の中ではあまり作られる方は多くないようで…ということはお初な方が多いかも。 

ちょっと不安感あるかなと思いまして、ご参考までに。 3日ほど経ったものがこちらの状態です。

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梅からエキスがしみ出てきて氷砂糖もじわじわ溶け。 

この後、梅と味噌がゆっくり下に沈み、エキスが上に溜まり、二層分離の状態に進んでいきます。 

エキス部分はどんどん色が濃くなっていきます。

 

※7月3日追記:さすがに十数年ぶりってことで思いっきり間違えていました(゚д゚)! 

梅と味噌は沈みません! エキスは上に溜まりません! 逆です! エキスは下に溜まり味噌と梅は浮かびます! エキスも味噌も、徐々に色が濃くなっていきます。

 

※ 3カ月経ったころ、どんな風かまたUPします。 教えた友人の中には半月位でもういいんじゃない?と切り上げて使いだす人もいます。 

食べられますよ^^ ただやっぱり旨みやコクは弱いようです。  さっぱりがお好きならそれがいいかも。

※ 6月21日追記:9月に出来上がり、PETボトルなどに詰めかえて冷蔵庫に保存と書いた部分で、一応念押しではありますが。

詰め替え容器はしっかり洗って乾かした清潔なもの、あるいはリカーなどでちゃんと消毒したものを使用してくださいね!

フタも消毒してね!ということで。

大前提ですが、作業前に長い髪はまとめて、手をきちんと洗って衛生には十分ご注意くださいね。

 

密封ビン、今はなんかオサレになったなぁ…(゚д゚)!

 

 でさ、密封ビンって問題はこのパッキンなのよね。

こういうリペア品がなかなか売ってない!

昔作ってた頃は、この赤いプラスティックのフタのが定番w あ、これは密封ビンじゃないのか、 このタイプでも問題なく作れます。一番大量に作ったころは、この赤い蓋のビン8Lのがゴロゴロしてましたw