mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

そのものだけより、それを取り巻くものの大切さ。 ある写真展を観て思ったこと

 今日の書き込みは「ギフテッド」についてではありません。

 

札幌は面白い街です。

20年、日本のあちこちを動いてみて、ホントにそう思う。

関東や関西で何年も暮らした後にまた戻ってきてみれば、

(…こーゆートコな、惜しいんだよな、甘いんだよ、詰めが)

と思うこと、ウンザリすることも多々あるんですけどねw

でもやっぱり好きだわぁ。 冬は寒いけどw

 

学生の頃から大好きな場所の一つがここ。

artpark.or.jp

ざっくり、エリアは3つに分かれてます。

美術館・工芸館・レストランなどの無料でも楽しめるエリアと

(美術館入場料等は要ります、工芸館のワークショップも要費用な場合多し)

野外ステージとか絵画アトリエや登り窯なんかあるエリア、

そして広大なエリアの中に彫刻作品が点在している野外美術館エリア。 

こちらは要入場料…700円。

車で行くとなればこの他に駐車料金が必要です。

(ご参考までに…屋外美術館エリアを本気観るならハイヒール不可。 

 トレッキングシューズとまでは言わないけど、スニーカーレベルの足元で。 

 入り口でもらう案内図(地図)、飲み物(水)、虫除け、フル充電携帯、

 それらを入れるナップザック的なもの用意したほうがいいです。

 100均で巾着袋っぽいのがあったりするのでそんなやつとかでも。

 本気で全部回るとなると、結構ワイルドな箇所もありますんでね。

 トレッキング装備でじっくり回る方もいらっしゃいます。

 簡易舗装されてる場所も多いので、入り口から「子供アトリエ」と

 その周辺、そういうところだけならばオシャレな革靴でもまぁOKですが

 それでも雨の後とかはキビシイかも。)

 

で、4月下旬からこの野外美術館エリアで開催されている

岩合光昭写真展 THE CATS ねこ科 ねこは野生動物だ。」

(ΦωΦ)…お猫様LOVE…なワタクシ、これにお出掛けしないわけがない。

 

正直不安はあったんですよね。

屋外だよ? 屋外で写真展って。 

 

うーむ、考えてみたら写真展って、絵画展に比べてあまり観ていない。

でもまぁ、それなりに、友人のサークルの写真展はよく行くし

酒田の土門拳記念館とか美瑛の拓真館も行く機会があった。

今まで一番うわー!と思ったのは昔行った「ハーブ・リッツ」の写真展。

これは「写真もデカいと全く別物!」ということを強烈に認識できたので

すごく印象に残ってる。 心揺さぶられる感じがありました。

その逆のものもあった。 デカくても、ダメなものはダメだ…orz

結構有名な写真家さんだけど、すごくつまらなくってビックリした。

その人の最も有名な写真は美しかったけど、他のはもう…(-_-;)

 

岩合さん、NHKの「世界ネコ歩き」でさらに有名になられて

今回は全国14カ所で開催されるそうで。

その中で、屋外展示はこの札幌だけ。

 

結論。

これは行くべき! ホントに行くべき!

ネコ科嫌いでも、写真に興味なくても。

 

写真はね、勿論素晴らしいです。

それ以上に、背景というか周辺環境と言うか、

「その中にあって、それまでも含めての、表現されるもの」

ということが本当に、感覚として理解できる。

 

そして組み立てがすごく巧い。

 

最初の「ねこの橋」 ここではまだ、あらきゃわわ~!てなものですが。

次の「ねこの丘」 ここでもう、( ゚Д゚)おおおぉぉ!

そして「ねこの森」 (/ω\) あああぁぁぁぁ、この森に泊まりたい!

          飽きない!すごい!うろうろして観る角度が変わると

          また新しい発見がある! 正に「野生動物だ!」

最後に「ねこの家」 はい、ここでコーフンを少し沈めましょうw

          この中では思わずクスッとしちゃう^^

          私はこれ思い出して妙な笑い方になって困った。

 

すごくお天気のいい日に行ったのですが、めっちゃ幸せな気分でした。

でも、会期中にまた、雨の日選んで行ってみたいなぁ。 

特に雨の「森」はきっとゾクゾクするんじゃなかろうか。

 

モノって、もちろんそのものの持つ力はあるけれど、

それを取り巻く環境がどれほどその「力」を増幅させるのか

とてもよく分かった写真展でした。

 

これって、モノだけではないよね。

人もだね。

 

 

ちょっと外れる話だけれど、この「取り巻く環境」は

なかなか難しいことだよなぁって思う。

中には「悪意を持って、喰いものにする」ことを目的に

(誰かを・それはもしかしたらあなたやあなたの家族かもしれない)

囲い込もうとする連中だって世の中には、いる。

そして、嬉々として囲い込まれている人間もいるのだ。

 

囲い込まれている本人が良ければ、

本人が、それが幸せなら…良いの?

目を覚ませとかって、言えるものなの?

…っつーかそもそも言っても聞かないだろうけどねぇw

そんなこと言う方が「悪魔の側」なんだろうしさ。

 

ずいぶん前に問題になった「霊感商法のツボ」ってのがあって。

このツボを買えば守られる・救われる・シアワセになれるー!

あなたのために特別に、たったさんびゃくまんえーん!!!

…みたいなのあったのよね。

インチキだって言えばそれまでなんだけど、

心から信じて縋って買った人もいるんだよねぇ。

そういう人にとっては全然インチキじゃないわけで。

 

それって今だってあるじゃない。

極端な話、初詣でお守りや破魔矢を授けて頂いたりするのだって、

パワーストーンをいろいろ効能で選んで身に着けるのだって

いいとか悪いとかごちゃごちゃいう人はそう多くはないと思う。

ただ、それを、迷信、と一笑に付す人間もいるわけで。

そういう人にとっては霊感商法のツボと同じなんだろうと思うし。

まるで脅迫のように、マインドコントロールの末に、高額で、

…っていうと問題になりやすいだけってことかしら。

 

 

実はね、ちょっと前にものすごく嫌なもの見ちゃってさ。

淡々と事実だけ書くと、

人様のデザインまるっとかっぱらって、

それにスピリチュアル的なご託宣のっけて、

どう考えてもその金額は外道、なプライス吹っ掛ける。

その「物」の完成度はそのプライスには全然見合わない。

 

何が怖いって、それやってる本人が、悪いことって思ってないらしい。

まるで 「宇宙が私にそうしろと言う」 …的な。

 

私は特に霊感とかあるわけじゃないんだけど、

その人やその周りにいる連中から、ものすごい禍々しさを感じた。

「喰いものにする」って、ホントはこういうことなのかもね。

『魔』に喰われるのだなぁ、きっと。 クワバラクワバラ

 

 

私は神社でお守りや破魔矢を頂いたりすることに抵抗はないし、

身にはつけないけど、パワーストーンだって家にある。

元々石は好き♪ 子供の頃は化石取りに行くの大好きだった。

人はやっぱり、なにか「チャーム」って必要だと思う。

 

ライアル・ワトソン

『シークレット・ライフ』の中の「ハンドアックスの衝撃」や 

シークレット・ライフ―物たちの秘められた生活
 

 『アースワークス』の「生命の勝敗」の大きな巻貝の蓋 

アースワークス―大地のいとなみ (ちくま文庫)

アースワークス―大地のいとなみ (ちくま文庫)

 

 ライアル・ワトソンについては毀誉褒貶著しいのは承知ですが

私は科学というよりファンタジーとしてこの人の本、好き。

 

これらに書かれているチャームはとても清らかなものに感じる。

手にするなら、そういうものを手にしたい。

そして、いつか時の流れの中で誰かに何処かに流れ渡っていくのがいいね。

そういうものこそが、守り、救い、シアワセにしてくれる気がする。

 

何だか思わぬ方向に話が行っちゃったなぁw

 

とにかくね、7月23日までやってるの!

札幌にご旅行の際はぜひ行って! すごく楽しい!

「「岩合光昭写真展 THE CATS ねこ科 ねこは野生動物だ。」

 

ビール園でジンギスカンもいいし、グランドホテルでラーメンサラダもいい。

大通公園でトウモロコシもいい、寿司もいい、ラーメンもスープカレーもいい。

とびっきり美味しいソフトクリームがね、札幌駅横のエスタ10Fにあるよ♪

他にもあるけど行きやすいでしょw 雪印パーラーは4月中旬から移転して

営業再開してますよ、HPで場所確認してから行った方がいいですよ~。

ちょっと離れて六花亭のカフェも北菓楼のカフェもそれぞれいいわよぉ♪ 

…って、食べ物ばっか(/ω\)ハズカシw

 

さぁ夏の札幌へいらっしゃいまし! 

美味しいものがたくさんお待ちしておりますよん♪ あ、猫もwww