今日の書き込みは「ギフテッド」についてではありません。
あと、今日はアフィ貼ってるの。 お嫌いだったらごめん。
備忘録でーす。 夏の終わりのスイカ仕事の備忘録です。
来年まで細かい部分覚えてる自信がありませんのでね。
ところでこの「備忘録」
ワタクシ、ずーーーーーーっと「忘備録」と覚えてました。 備と忘が逆でした。
30代…半ばだったかなぁ、ネットで親しくして下さっていた京都の素敵なある奥方様にご指摘いただいて知った。
・・・(/ω\) アラハズカシヤ~~~~w
確かに、備忘→忘れることに備える、だものね。
忘備→備えることを忘れてどうするwww
でもネット上でもたまに見ます、私とご同様な「忘備録」最近はそっちもOKっぽくなってきたみたいだけど…(20年位前には「ぼうびろく」は変換できなかった。今は出来る)う~む、どうしようかなぁ、教えた方がいいのかなぁ…(・.・;) と迷って…そっと立ち去っております、チキンなワタシ。
さて、9月も末。
中島みゆきがかつて歌ったように、9月の北海道は「人は皆、冬の支度に夢中」なのでございます。 とは言ってもね。 現代はホントに楽ですわ。
スーパーには様々な葉物野菜が年中あるし。
真冬だってスイッチ一つで部屋温かくなるし。
今思うと、小学校2、3年生の子供が学校から帰ってきて、ほとんどひとケタ室温の家、自力で石炭ストーブつけて部屋あっためて、掃除して、米といで炊飯器仕掛けて。
う~む、今だったら虐待的扱いかなぁ…児童労働的?w
あ、一応念のため。
石炭ストーブは新聞紙と薪をセットするとこから。
そこにマッチ擦って火をつけるとこから。
スイッチ一つじゃありませんの、おほほ。
昭和40年代なんてそんなでしたよ、いちいち何かと手間かかる暮らし。 なので「昭和はいい時代だった」ってあまり浸れない。 私は今のほうがラクでシアワセ…
きょう最終回の「ひよっこ」は好きだったけどwww
まぁね、全然苦痛じゃなかった。 嫌いじゃなかったし。
別に強制されたわけでもなかったし。 帰宅した親がやってるの見てるうちに覚えてやってみたらものすごく有難がられたから継続してただけで。 ま、ストーブつけなきゃ自分が寒いんで、必死ですw
しかも火を起こすって、なかなか楽しい^^
出来るもんだと思う、大人が思う以上に、子供って。
でも 今や街なかでは「石炭ストーブ」なんて焚けません。 煙突から煙がもくもくではご近所から苦情来るだろうし、燃え殻の処分も難しいですし。
札幌は私が20年くらい留守にしてる間に、約200万人の、びっくりするくらい大きな街になりました。 宅地が…こんなところまで…(゚д゚)!ってくらい広がった。
でも郊外では農家さんが今も美味しい果樹、野菜を作ってらっしゃる。 有名なのは玉ねぎ、キャベツ、そして「手稲:ていね」という札幌西側…観光地で有名な小樽にほど近い辺りは、海が間近で砂地。 適しているんでしょうね、昔からスイカが有名。
で、9月に入ると、中に空洞出来ちゃったりしますんでね、そういう前提のもとにってことで、大きいのが1玉¥500~800くらいで直売所で売られます。
それをゴロゴロ買ってきて、せっせと作るのが「スイカ糖」今年初めて作ってみたけれど、なかなかヨロシイ♪
では、
備忘録・スイカ仕事 (^^♪
スイカ1個から出来るもの:
スイカ糖 200ccビン 1個~1個半くらい。
スイカジャム 400ccビン 1~2個。
スイカの皮の浅漬け。
使う道具、用意するもの:
200~400cc位のビン数個用意。
包丁、まな板、鍋(デカ目1つと18cm片手鍋1つ)
マッシャー、お玉、網杓子(←麺類すくうようなヤツ)
ボウル、ミキサー、あったら便利なジャムロウト。
網杓子ってイメージ色々だよね、これです。
もっと安いお店あるけど、送料無料なんでここ。
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ついでにジャムロートも。
注ぎ口が広い。 これあるとすっごい便利。
ジャムの瓶詰め、粉もの詰め替えるとき。
で、野田ホーローさすがお高いw
100均にプラスティックのがあるよ!ウチはそれw
スイカ以外に使う材料:
この詳細は以下の通り。
スイカ糖用
レモン汁小さじ1、ラム酒大さじ1~2
スイカジャム用
レモン汁小さじ1、ラム酒大さじ1~2、
スパイス(シナモン1/2本・カルダモン3粒・ナツメグ粉少々)
アロニア→ブルーベリーやハスカップジャムで代用可。
スイカだけではあまり美味しくありません。 何かとブレンドすることおススメします。 私は「不二家ネクター」と「アロニアを砂糖で軽く煮たもの」を加えます。
スイカの皮の浅漬け
塩 35g~40g
スイカの皮は1玉でだいたい1100~1200g。
塩分は3%弱ぐらいが好みなのですが、皮1玉分は結構な量で、食べきるまで日にちかかる。 なので塩は、ちょっと強めにして、食べる前にしばらく水に漬けて塩抜きをしています。
では、作り方。
1.
スイカは縦真っ二つに切り、さらにそれを半分(1/4)に切り、てっぺんと底を切り、横方向(地球に見立てて赤道)2つに切る。
それを縦に半分、そこからさらに縦半分に、順次薄くする方向に切っていく。この時点で種を出来るだけ取っておくと後でラク。
2.
切片を横浜のインターコンチネンタル的形状に置き、包丁の先部分で赤い実部分を切り出す。 それほど神経質にキワまででなくともよい。(あまりキワまで削ぐと美味しくないものになってしまう)
切り出した赤実は2~3に切分け大鍋に放り込んでいく。
3.
切り出した残りの皮に残っている赤身と白い皮部分を削ぎ切る。
4.
3で切った部分が皮の浅漬けになる。
長さを半分に切り、ボウルに放り込んでゆく。
(φ18cmのパイレックスボウル山盛り…くらいの分量感)
5.
大なべに入れたスイカをマッシャーでゆっくりつぶしていく。(じんわり力を入れるようにした方が果汁が跳ねずに済む)
6.
大なべのつぶしたスイカからお玉で果汁をすくい、18cmの片手鍋に移していく。その際、網杓子で濾すこと。
1玉でφ18cmの片手鍋ほぼいっぱいになる。
これがスイカ糖用。 大なべに残った方がジャム用。
7.
大なべ、片手鍋共にレモン汁を加え、火にかける。
火加減は中火やや強め、煮立ったら弱火。
8.
片手鍋が煮立ったら、火を弱めてじっくり煮詰めていく。
この時、アクのように赤いあぶくが浮かんでくるが、これは色素。 取ってしまうと赤いスイカ糖にならないので、混ぜ込んで煮る。
9.
ジャム用大なべは、一度煮立ったらかき混ぜつつ種を取り、冷ましておく。 冷めたらミキサーにかけて滑らかにする。(ミキサーにかける前に煮るのは種を取出しやすくするため)
実はこの段階で、キンキンに冷やすとちょっとしたスープ、あるいは凍らすとソルベにもなる。 スープはお好みで少し塩加えてください。半冷凍くらいがおススメです。
10.
ミキサーにかけたジャム用に、スパイスとネクター、アロニアの砂糖煮、ラム酒を加えて煮込む。
基本、ジャムとはいってもとろみはほとんど付かないので、どうしてもジャムっぽく仕上げたいなら、市販のペクチンを砂糖と混ぜて加える。(菓子材料売場に売ってると思う)無かったら、リンゴ皮ごとすりおろして加えるとか。 ちなみにこの段階でキンキンに冷やしても結構イケる。 シャーベットにしてもいいです。
11.
鍋を火にかけてる間にスイカの皮に塩を加えて混ぜ、ビニール袋に入れ、口をしばって袋ごとボウルに入れ、冷蔵庫に入れる。
午後3時頃までに作れば夕食には間に合います。
袋をボウルに入れこむのは、水分漏れ予防策。
12.
スイカ糖は色がやや黒っぽくなって来たら目を離さず、かき混ぜ続けて焦げ付き注意すること。 火は弱火!
メープルシロップ程度まで煮詰める。
焦って火を強めると香りが飛んでしまうので、じっくり。
そろそろかなと思う頃、ラム酒加えて一煮立ちさせる。
あまり煮詰めていない状態では、常温でしばらく置くと分離してしまう。
13.
スイカジャムものんびり煮詰める。もったりしてきたらOK。
14.
ビンを煮沸し、熱々のスイカ糖、ジャムを詰めてフタをする。
長期保管なら、煮詰め度合いを強くして、脱気も完璧に。
15.
強火でわーっと煮詰めるわけにはいかないので、1日仕事。 ただ、どうしても時間的に無理なら途中で冷蔵・冷凍して翌日以降にまた煮るってのもアリ。
スイカの皮もゴミとして結構な量が出るので、ゴミの日前日がおススメであります。
ラム酒を使うとしているけれど、無くてもいいし、ブランデーやキルシュでもOK、お好みで。
アロニアの砂糖煮
アロニア 250g
甜菜糖 70g
水 150cc
手鍋で煮立つまで強めの中火、
煮立ったら火を弱めてふつふつと10分。
そもそもアロニアって何?という方はこちらへどうぞ。
Amazonでも売ってます^^
北海道農業とワタクシへご利益プリーズw
北海道、最近は色んなベリーが栽培されてます。
この時期だとハスカップはとっくに終わってるので、アロニアで。 これ、そのままではちょっと渋い。 煮た実を取り出して、残り液をジュースにしてることが多いみたい。 ただ、色素半端ないですw 煮るときは跳ねないように気をつけてね、シミになるよ。
ブルーベリーなんか比じゃない。 疲れ目には結構効くかもね。 個人的にはハスカップのほうが味も香りも好きだけど。 ハスカップジュエリー美味しい…
未だに「白い恋人」 は根強いし、ロイズのチョコも六花亭も北菓楼のバウムもじゃがぽっくるも人気なんだけど、気温が下がって来たらハスカップジュエリーは、北海道土産に個人的にはいちばんおススメざんす^^
明日から10月ですね、
皆さま季節の変わり目、ご自愛ください~(^o^)丿