昨年末ダンナが18年ぶりの重症インフルエンザに罹患したお話しを先日書いたわけですが。
1. 28日 朝 38℃の発熱で発症
2. 29~31日 高熱継続
3. 31日深夜 解熱(37度台前半)
4. 元旦 平熱
5. ~3日 快復期
・・・という経緯をたどりました。
今思えば27日夜に妙な咳はしてたのです。 その時点で気づいていたら…って、病院閉まってるし。 まぁ…結果どうにもならんかっただろうな、と。
で。 まだまだインフルエンザは猛威を振るいそう。
自分の覚書き的にではありますが、役にたったもの、備えておくべきと思ったもの、有った方がいいのかなぁと思ったもの、色々。
1. 28日 朝 38℃の発熱で発症
2. 29~31日 高熱継続
ここではもちろん体温計。 そして冷却モノ準備。
だが実は、まず真っ先に準備すべきは、ノートorメモ帳。
これに、何日何時何分に何度の熱があったとか、薬の服用状況(薬名、何錠)食事の有無、水分摂取量、何か欲しがったものはあるか、なにか冷却方法とったか。
他に、嘔吐したかどうか、お手洗いの回数とかまで含めて経過を書き留めておくと後々ものすごく役に立つ。
自分が臥せった時に、何が必要か、どう行動すればいいかを看病する側にも伝えやすいわけで。
まぁ、カルテだね。
最低限、熱の状況と服薬状況はそれぞれページを定めて、日付・時刻を忘れず書いておく。
※ページを定めるってのは、あちこちページをめくらず一目で把握できるようにという意味です。
※キレイに書かなきゃってことでは無いです、あくまでメモ書きとして 後から判別できればいいので、きちんと書かなくちゃ…とかってプレッシャー感じないでくださいねw 大事なのは「覚書き」として残しておくこと、ラフに書いてて全然問題ないですよー。
インフルの高熱はだいたい3~4日で解熱するようですが。 熱が40℃越すようなら救急搬送も視野に入れておいた方がいいと思います。
あるいはそこまでの熱でなくとも、意識が混濁していたり、呼吸が困難な状態であるとか、オカシイ時は早急に!
今は多くの地域で ♯7119で電話かけると救急車呼ぶべきかどうか、専門家がアドバイスしてくれるシステムがある。
この場合、いつからこういう状態か、今に至るまでの経過、今の体温と呼吸の状態、意識レベル、応答の状態、嘔吐の有無、服用した薬の内容と時刻、もし計れるなら血圧・脈拍くらいまでできるだけ伝えられると、先方はすごく判断しやすいと思う。
特に薬の情報は、子供の場合重要。
だからまず、ノート・メモ、大事!
体温計だが、今回ちょっと反省した。
というのも、表示液晶数字のデカいの買って、それはそれで見やすくていいんだけど、いちいち脇の下にはさませるのがものすごく辛そうだったのですよ。
子供用と思ってたけど、耳でピッって計るタイプの体温計高齢者にも使いやすいかな、買っとこうかな。
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「送料無料」ってホント胡散臭いわw めっちゃ高いwww
市販の冷却枕は使えるくらいに冷えるまで時間かかります。 普段から1つは冷凍庫に入れといた方がいい。
もしケーキ買ったときの保冷剤が冷凍庫にいくつかあるならそれをビニール袋に入れて(ジップロック推奨:丈夫で平ら)タオルでくるっと巻けば簡易冷却枕になります。
よく使われる冷却シート…冷え何とかとかデコデコ何とか。 インフルレベルの発熱にあんなもん役に立ちません。 そもそも額を冷却するイメージのパッケージや名称、正気か。 それが有効な解熱方法という誤解を与えるだろうよ。
百歩譲って貼った瞬間の気持ちよさは認めないわけではないが、以前、子供が剥がれたシートで窒息事故起こしてることもあり、私はあれさえ貼ればOKって思い込みは危険だと思う。
そしてこの時点で、解熱剤、飲料水、食料の準備。
解熱剤は病院に行けるならそこで処方してもらえばいいが
OTC薬で済ませるなら自分の体質に合ったものを。
(OTCはドラッグストアなどで処方箋無く買える市販薬)
普段から薬箱に常備しておきましょう、鎮痛解熱剤。
今回、うちのダンナはアスピリンを服用できない人なのでイブプロフェン使用。 よく効きました。
だが私はこのイブプロフェンどうも相性が良くない。 アスピリンは気分よく効くのだが、こっちは何というか、効くことは効くけど体質に合わない感じ。 と思ってネットで調べてみたら、私が激烈な光過敏症状を起こすケトプロフェンとよく似てる物質だと分かった。
(;゚Д゚)ギョエ!
「イブプロフェンは紫外線吸収が非常に弱く」Wikipedia「イブプロフェン」項目より。 最終更新 2017年11月19日 (日) 13:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。光過敏症状はめったに起こさないらしいが(症例報告はある)、何か感じてた違和感はこういうことだったのかも。
確かに昔風邪ひいたときに処方された「ブルフェン」も飲んだ後の気分がダメで、私にしては珍しく残した。
ケトプロフェンを含む湿布薬で光過敏症状起こした方は注意なさってください。
医者もこの辺りまで考えないで処方箋書くの多いから。
そもそも医者って薬についてそんな詳しくない。 医薬分業って言葉もあるくらいでね。 薬剤を深く勉強している薬剤師って専門家がいるわけで。
薬に関して不安なことやアレルギーの確認は薬剤師さんに相談する方がよっぽど時短で確実。 処方箋持ってった薬局で、これヤバイとなれば、薬剤師さんが処方した医師に連絡して変更進言してくれるよ。
お薬手帳にアレルゲンとかしっかり書いときましょう。
飲料水 これはもう、ポカリかアクエリアス。
できることなら粉末タイプ推奨。 長期保存が効く、保管スペースあまりとらないが利点。
高熱に浮かされてる状態ではほぼ食事もとれないし、カロリー補給の意味でも通常濃度でOKですが、回復して来たら、通常よりかなり薄めでいいと思う。 なんたってすごく糖分入ってるから。 合成甘味料のタイプはこういう状況ではおススメしない。
他にお勧めできるとしたら、
リンゴジュース、グレープジュース。
状況によって100%を少し水で薄めるのもアリ。 オレンジ等の柑橘系は刺激強いので止めた方がいい。
食料は消化の良いもの、のどごしの良いもの。
具体的には すりおろしたリンゴ。 かなり緩めのおかゆ。 葛湯(熱々ではなく常温に冷ました方がいい、おかゆもそう)今回は葛湯(↓これ)がとても好評だった。冷めても美味しい。
ゼリーはゼラチン製ならいいけど、寒天系は消化しにくい。(だからこそダイエット食になるわけで)
枕元にティッシュペーパーと、やや忘れがち、小ゴミ箱。
入院時にもティッシュペーパーは何かと重宝で、枕元に必ず置かれるものですが、何故かティッシュゴミを捨てるのは、床に置いてあるゴミ箱…だけだったりする。
ビニール袋をテープで手の届くところに固定するとか、安定性のある小さなプラ箱をティッシュと一緒に置いておくとか(その際はビニール袋セットして捨てる時は袋ごと捨ててね)これだけでも患者の負担がかなり減る。
ハンド、あるいはフェイスタオル。
咳、クシャミ、感染の素をブロックしてもらえたらイイですね。 もちろん完全ではないけれど、無いよりはずっとまし。 まぁ、使えないほど具合悪い場合もあるので、使えたらラッキーくらいの気持ちで。
で、熱が高いと寒気もひどいわけで。
普段も使ってるけどさらに大活躍だったFashyの湯たんぽ。
[rakuten:add-kitchen:10219275:detail]
で。 リネン類は汗かいたりしたら頃合いをみて替える。
お洗濯の際は除菌対応推奨。 これは前回書いたけど、漂白剤とか使ってます。 アイロンを高温でゆっくりかけるのも殺菌効果あるとのこと。
家族がインフル罹患したけど、絶対うつりたくない!・・・という場合は こちら がご参考になるかもしれません。
次回は解熱以降にの対応、何が良かったか、後編。
皆さまくれぐれもご自愛ください<(_ _)>