mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

お盆も過ぎて。

あっという間の夏でございました…。

ってのが北海道に住んでるとつい今時期は口に出るw

 

お盆すぎたら、もう晩夏。

陽が落ちたら肌寒いくらいですからね。

 

家の片付けもひと段落ついて、日曜日なのでUPしたいなぁ、と

カタカタキーボード叩いてましたら電話が鳴った。

有難いことに知人から家庭菜園のおすそ分けを大量に!

やっほーぃ! \(^o^)/ 

 

・・・ではありますが、なんせ家庭菜園。

無ではないが、減農薬。

ってことはですねぇ、虫さんたちにも、とっても美味しい…(-_-;)

葉っぱには大きな穴がいくつも開いてたり。

そして取れたて。 もちろん泥ももれなくついてくる。

つくづく農家さんたちって、大変なお仕事と思います…

北海道は機械化が進んでるとはいっても、綺麗にして小分けにして

パックに詰めて出荷する、自分でやってみればわかるけど、

洗って綺麗にするだけでもすごい手間!

 

収穫のお手伝いもしないで美味しいものだけ頂いている立場・・・

だからこそっ!

(-_-;)…これもし収穫のお手伝い一緒にして頂戴してきたとしたら、

こんな洗うとか枯れてる葉っぱ除けるとか仕分けるとか

芋虫見つけて(;゚Д゚)どひゃぁぁぁぁ!とビックリして消耗するとか

でも実はそれ芋虫じゃなくって単に葉っぱが丸まってただけで

(^_^;)…田舎育ちのくせして見分けつかんのか>自分、と呆れるとか

なんかもう、絶対今頃人事不省になるくらいへばってると思うので

頂戴した知人にも、農家さんにも感謝感謝感謝でございます<(_ _)>

関東、東北の農家さんたちは今年ヤマセで大変と思います。

何とか気圧配置コロッと変わって、ヤマセ止みますように…。

 

 

さて、人事不省ではないけれど、疲れたのでw

ぼーっとネットでニュース見てたら、

大都市圏に最近増えている、納骨堂について、

檀家制度にも則らず、宗派の違いもいとわずに納骨を受け入れるのは

宗教活動から離れたものであろう、ということで

そういう部分には課税する方針を決めた、という話が。

そういう納骨堂って、お参りするときはロッカーから

お骨がお参りコーナーに(自動で?)運ばれてくるとかさ(゚д゚)!

墓… 夜、妖怪運動会できないねぇ、これじゃw 時代だなぁ。

 

う~む、色々考え方はあるだろうけど、自治体としてはそりゃ~

財政難だもの、固定資産税取りたいでしょうねぇ…(^_^;

 

つい先日お盆のお参り行ってきたわけで。

そして私の両親の眠ってるお墓も(こんなハイテクではない)

ロッカー式であります。 北海道、多いんですよね。

だって春のお彼岸なんか、スコップ?シャベル?持ってって

雪に埋もれた墓を掘りださねばお参り出来ませんもん(^_^;)

その頃なんて、下手すりゃまだまだ雪降るしw

墓参りで遭難しかねない。

 

なのでこういうロッカータイプに全然違和感ない。

無い…けど、これだって先々はどうなるんだろうとか。

両親の墓のあるお寺さん、後継ぎいないんですよ。

幸い和尚さんはまだお元気だけれど、そうは言ってもね。

継いで下さるお坊さんどこからか招聘するってことになるのかな。

10年後、20年後、自分のこと含めて考えれば

いつかは墓じまいなど考えなければ…。

 

 

以前、大阪にいました。

数年住んでたのですが、私はとても「水が合った」というか

楽しくって仕方がなかったし、随分いろんなこと学べました。

北海道や関東にだけいたら絶対わからなかったこと、沢山あった。

 

その一つがこれなのよねぇ。

大阪、「あべのハルカス」の近くにある 一心寺

 

最初、天王寺にある大阪市立美術館に行って、その後ふらふらお散歩。

全く知らずに、しかも裏から入ったw

ここって、大阪人なら知らん者、居らんってくらい有名なお寺。

何が有名かと言うと「骨佛」さま。

お骨を納めて、そのお骨を粉にし、10年に一体阿弥陀様を造立する。

 

ふふふ、「お骨を粉にし」。

言葉だけ聞くと…(・.・;) な・・・なんちゅーことを・・・とか思うかな。

私もたぶん、何にも知らないで説明だけを聞いたらそう思っただろうな

今は思わない。 全然思わない~w

 

だってね、なんていうか、ここ、すっごく明るいの!(^◇^)

お参りの方がひっきりなしに訪れて、それがまたすごい数。

そしてみんな楽しそう。

子供や若い方も、わいわい言いながら骨佛様にお線香や蝋燭あげて。

「ちゃうちゃう、お爺ちゃんはな、そっちの仏さんや」とかって。

「うちは次には間に合わんかなぁ、その次になるんかなぁ」とかって。

 

年中無休だよw 施餓鬼供養毎日やっちゃうよw

流れ作業のごとく次から次へと一団がやってきて読経にこうべを垂れ、

終わったらはい次のみなさま~。

それがあまりに潔くさわやかで、しばらく本堂の隅っこで拝見してました。

 

人によっては「墓ビジネスもここまで来たか」とか「世も末だ」とか言いそう。

かもしれないね、でもこれって

 

 

遺骨で仏様を造る。一心寺でこの前代未聞のしきたりが始まったのは明治20年です。

安政3年(1856)、年中無休でおせがきの法要を営む常施餓鬼法要が始まりました。

それにより、納骨に訪れる方も後を絶たず、納骨されたご遺骨をもっとも丁重に

お祀りするためにお骨佛の造立が発願されたのです。

(中略)

第1期造立以来、130年以上の歴史をもち、およそ200万人にもおよぶ故人が、

阿弥陀仏のお姿になって一心寺の納骨堂・お骨佛堂に鎮座しておられます。

全国各地は言うに及ばず、遠く海外からも一心寺のお骨佛に、と納骨され、

いまでは大阪人の誇りとされ平成17年には、その信仰習俗に対し、

大阪市の無形民俗文化財にも指定されています。 (一心寺HPより)

 

 

め・・・明治20年から…( ゚Д゚)

 

初めて行ったその日は何が何やらよく分からなかったので

後日生粋の大阪人に尋ねてみたら、

ウチの祖父母、納めてます、両親もそれ望んでます、そうします。

私も一心寺さんにお願いします。

そういうことをとても…楽しそうに…ってのもちょっと違うけど

肯定感にあふれた雰囲気で話されるので(しかも複数の人たち)

こういうお寺さんがあることがものすごく羨ましく感じた。

 

ダンナは「ここ、いい!(^◇^)」って、お気に入りw

私もここ、いいなぁ。 にぎやかで楽しいんだもん。

山門がまた、びっくりするほどアーティスティックだし♪

 

う~む、唯一ネックなのは北海道からだと遠い!

…分院、札幌に建立なさいませんか、一心寺さま…