mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

今頃年賀状の話題ってのはなんですが(-"-)

ちょっとぼやかせてもらいます。

 

昔々の同級生。

年賀状が唯一のお付き合いとなって久しい。

で。

年賀状で同級生の訃報連絡してくるって、どうよ(一一")

 

 

この歳になればめでたさも何とやらではあるものの

正月早々年賀状で「Tちゃん亡くなったって!」ってさ。

同級生ってことは向こうだって半世紀は生息してきて

そういうことに気が回らないってのは

私以上のうっかり者か。

 

っていうか、学生時代は全然そう思わなかったが

色んな人間観てきた後で改めて人物観察してみると

コイツ案外そーとーなワタクシファーストで、

平気で「迷惑かけてくる友達いらない」とか

言いそうだと今になって何となく感じるようになった。

まぁそりゃ私がとやかく言えることではないけれど、

うむ、今後も年賀状のみの付き合いで済まそうと思う。

 

 

去年は6月に大好きな友人が鬼籍に入り、

7月にその訃報を聞いた。

知らないところでもう一人旅立っていたとは。

 

Tは私にとっては中学校からの友人。

球技が得意で、歌が上手くてユーミンが大好き。

鈴を振るようなかわいい笑い声の女性だった。

お互い、転勤転勤の間に喪中欠礼が挟まって

いつしか年賀状もあて先不明で戻るようになり。

最後に話したのはもう十数年前のことだろうか。

Tはいつもちょっと甘えたように私の名を呼ぶ。

耳にはその声が残ってる。

 

 

関係あるのかないのか分からないけれど

昨日あたりから思い立ってあれこれ整理を始めた。

まずはバラバラだったハンガーの種類を揃えて

不要な分はひもでしばってゴミ袋へ。

 

服も、ずっとずっと大好きで思い入れのあったもの、

もはや袖を通すことは無いと分かってはいても

処分できずにいたスーツ、コート、ジャケット等。

お礼言いつつハサミでざっくり裂いて、ゴミ袋へ。

 

ハイブランドではないけれど、なまじ質がいいので

すっかり時代遅れ、古びた型になったのに、

処分する踏ん切りがつかずにいたバッグ。

拭き上げて、なでて、お礼を言って、ゴミ袋へ。

 

札幌市指定40リットルゴミ袋が

あっという間に一杯になった。

 

 数年前、実家をたたむ際、

何もかもが結局はゴミだとつくづく思った。

そして親の顔を思い浮かべつつ、

本当に歳老いてしまうと、体力的気力的に

整理だの処分だの、もう無理だってよく分かった。

 

ホントに、50歳代のうちにやらねば。

60歳代は最後の最後の仕上げくらいに思っておかねば。

そう分かってはいても、なかなか手をつけられずに

グズグズと伸ばしていたのだけれど。

 

20代、30代、おそらくは40代も、

特別に健康上などの不安要素がある場合を除いては

「10年後」の話をすることに何の覚悟もいらない。

そういう人が殆どだろうと思う。

でもそれが、50代になると明らかに変わる。

10年後ねぇ…と、ちょっと遠くを見るような眼差し。

 

昔誰かが言っていた、

「あと何回桜の花が観られるかねぇ」という言葉。

口には出さないけれど、心の中でつぶやいている。

札幌まで新幹線が来るの、見られるかな、とかね。

 

 

今決めた。 今年のテーマは整理・処分。

 

 

ずっと捨てられずにいた服も、バッグも、

私が現役の頃の愛用していたものばかり。

 あちこち引っ越しする途中でずいぶん減らしたが、

どうしても手放せなかった幾つかのものと

唐突に今日、お別れできたのは、

自分自身が老いてきたことをやっと

受け入れられたってことなのかな。

 

老け込むつもりはないけれど、

少し身軽になろうと思う。

あの世にゃ、持って行けないのよね(=゚ω゚)ノ

 

・・・というわけで、

ぼやいて年賀状のムカつきも処分いたしました( ̄▽ ̄)

ふふふ、本人いないところで悪口しちゃってw

ま、松もとっくに取れたし、ちょっとぐらいはね。

 

 

昔、Tと一緒に聞いたアルバム。 懐かしい。

14番目の月

14番目の月

 

  

COBALT HOUR

COBALT HOUR

 

 

流線形'80

流線形'80

 

 

 私が最後に買ったユーミンのアルバムはこれ。

タイトル曲の「真珠のピアス」の歌詞は思わずニヤリとした。 

PEARL PIERCE

PEARL PIERCE