札幌は昨日、今日と快晴です。
手稲山には雪が見え、遠くの山並みも白く、でも平地は終盤の紅葉が日差しに映えています。 晩秋なのか、初冬なのか。
昨日は姪っ子が出張で札幌に来ていたので、数時間で市内観光。
リクエストは羊ケ丘のクラーク像だったので、札幌ドームとセットにして、その近くのペイストリースナッフルスでケーキ食べて、半端に時間があまったので我が家に寄って…の前にスーパーに駆け込み、生筋子2パック購入し、家で大急ぎでイクラの醤油漬け作ってお持たせw
大倉山はちょうど今シーズン口きりのジャンプ試合真っ最中だったので、観光に上るというわけには行かず、藻岩山は、車で行くとなると観光道路の営業時刻が10:30からなので、ちょっと時間配分が~…
こうしてみると札幌って、市内の中心部を徒歩や、夏ならチャリでぐるっと回るほうがラクにいろいろ楽しめるんだなと思った。 もちろん郊外ならいわゆる「広大な」風景が楽しめたりしますが、景色三昧じゃ飽きますよねぇw
今回、姪っ子に家に寄ってもらってほんとうに良かったと思ったのは、20年来のストック品を貰ってもらえたから。 ストック品というのも何なのだが、有田焼の富士製磁が長年作り続けていた「浅丼・どんぐり」。
写真はamazonからお借りしました。商品自体は現在売切れです。
この器に出会ったのは私がまだ学生だったころ。
当時は百貨店は今よりずっとパワーがあって、若い世代もふらふらと売り場を歩き楽しむ場所でもあった。 私は食器売場も大好きで、洋食器、和食器、クリスタルグラス。 万一にも商品を引っ掛け倒したりしないよう、緊張しながら棚の間をそろりと歩き抜けるのも嫌いじゃなかった。
そんな中で棚にあったこの器。 この浅緑の「どんぐり」と、明るく軽いさわやかな黄色の楓だったか、2種類が並んでいた。 持ってみるとびっくりするほど軽く、つややかで滑らかで。
女性なら多くの人がそうと思うけれど、私も買い物はだーい好き♪
でも同時に、納得できないものは買わないってのが人一倍強いタイプ。
納得ポイントはいくつかあるけれど…
使う場面はどういうときか、使用頻度は高そうか、汎用性はあるか。
私に合うのか、家の中のものと馴染むのか、違和感はないか。
本当に好きなのか、売り場や売り手の販売戦略に酔わされていないか。
価格は納得できるのか、今の私の経済力で無理なく購入できるのか。
それとも、たとえ無理しても、買うべきものか。
買えばよかった、買わなきゃよかった、明日思うのはどっちだろう。
学生だった私にとって、とにかく高かった。 当時一つが3000円弱。 バブル期以前の3000円は、充分に三食数日の食費を賄える金額で、しかも当時は「一揃い五客」という考えが根強く、とても手が出なかった。
何年も売場で「あ、まだある。」「まだ扱ってる。」と確認しながら、社会人になってようやく三つ揃えた。
それでもやっぱり「一揃い五客」の呪いから逃れられず、後々結婚するときに、親が二つ買い足してくれた。
そして…結局三つしか使ってないーーー!(*_*;
箱に入れたまま二つ、もう20年以上あちこち移動しながらキッチンの上棚のすみにひっそりと眠り続けて…これ、この後10年経ったってこのまんまだよな…。
誰かに差し上げるにも新品ではなし、ちょっと躊躇する。
気の置けない間柄でも、既に子供がいて数人の家族構成だと、二つだけぽーんというのも納まりの悪い話で失礼な気もするし。
そこに姪っ子登場♪ 押し付けにならないようには気をつけはしたけれど、ほぼ押し付けたようにして貰ってもらえましたw ありがとうーーー♪
今年ももう、カレンダーの残りがすっかりぺらっとなって、自分で決めた暮らしのテーマ、「整理・処分」で長いこと気にかかっていたのがひとつ片付いてほっとしてる。
リサイクルショップに売っぱらっちゃうのはお手軽だけど、やっぱりちょっと、寂しい。
でもまだまだあるのよね。 来年も「整理・処分」は継続だけど、そうねぇ…まずは布帛ものを片さなくっちゃ。 手つかずの布、たっくさんある! 縫って縫って、使って使って。
義父を見送ったあれこれもほとんど終わり、今日は久々にミシン出した。 とりあえずはフリースであったかいクッションカバーでも縫いますか。 …あ、ファスナーがないなぁ…と、買いに行って、余計な生地までまた買ってきてしまうのだ(*ノωノ)
でも行く。 この先、長い冬がやってくるのだもの。
雪降る日に温かい部屋で縫い物するのって、なかなかイイものです^^