mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

諏訪中央病院の「説明書」が素晴らしい。

 

f:id:mouratta:20200425091651j:plain

鮮やかな赤い色は『魔を祓う』とのことで。 

 

コロナウィルスの感染者は連日報告し続けられていますし、その数は日によって増減はあれど、確実に右肩上がりのグラフ曲線です。

 

昨日あたりから、今回の新型コロナウィルスについて、「肺炎」というよりは全身の血管、特に抹消のような微細な血管に炎症を起こすというのが本態ではないのかという論文が取り上げられ始めました。

肺の血管、微細なんてもんじゃないですからね、納得する見解だと思うのですが、ではドイツなんかで報告された抗炎症作用のあるイブプロフェンはマズそうだ(←臨床現場でそういう報告があったので万一を考慮して禁忌としている状態です。異論はありますしあくまで黒ではなくグレー状態)というのはなんなんでしょう、続報を待ちたい。

 

志村けんさんの訃報も大きく取り上げられましたが、先日は著名な方として岡江久美子さんの訃報が届き、多くの人々を驚かせました。

まさか、嘘でしょ、何故?そう思いました。

第一報ののちに、乳がんに罹患なさって治療を受けておいでだったとの報道があって、それに関連しての免疫力低下が影響した可能性はやはり大きかったのかとは思うのです。

が、逆に言えば、お若くても、お元気でも、免疫力の低下がある場合は感染によって命の危険があるということです。

そして岡江さんのように美しくお若い印象の方でも、60代となるといっそう危険なものであるということだとも思います。

 

著名な方の訃報は、多くの方の心を揺さぶります。 不安な気持ちが上乗せされるのは当然ではあるのですが…不安が増すのは「対応策がない」あるいは「対応策が分からない」から。

知識のあるなしで不安の大きさはかなりの差が出ます。

大事なのは、知ること。

 

今朝、ツイッターでこれを見かけました。

「新型コロナウィルス感染をのりこえるための【地方版】説明書」

https://www.city.chino.lg.jp/uploaded/attachment/12682.pdf

諏訪中央病院の玉井道裕先生が執筆なさったものでPDFで印刷もできます。

 

諏訪中央病院のサイトでは全国版や要約版などもイラスト入りでとてもわかりやすく解説されています。

とくに「コロナウィルスって結局どんな風なの?」って、実はよく分かってないのよねって場合には、要約版のこれがすごく分かりやすい。

https://www.suwachuo.com/pdf/youyaku1.pdf?_ga=2.121492616.1432338836.1587772707-1880623008.1587772707

 

ぜひ、ご一読ください。

ただ、アクセス集中してご迷惑かけないかと思ったりするのだけれど、その危惧はあってもなお、多くの方に読んで頂きたいです。

そして、困難な状況の中でこのような大切な情報を提供して下さったことに、心から感謝と尊敬の念を申し上げます。 ありがとうございます。