増えてるっていうかね。
ワルイことやるヤツってのは、いつでもそういうことするんですけどね。
ここにきて悪質さが増してる気がしたので、ご注意まで。
要は、頼んでもいない荷物が届いたわけです、友人の親御さん宅に。
で、たまたま友人が買い物荷物を届けに行ったときだったので、すぐ発見できて、いったいどう対応したらいいのかとTELが来た。
LINEやメールではなくTELってのが切迫感あるよね。
受け取ってしまった。 開封してしまった。 商品包装は開けてない。
よかった、商品包装開封してなくて。
まずな、まず! とにかく…落ちつけ!
これにつきますね。
で、あれこれ対処法を話したのだけれど、どうしたってパニックに陥りがちな状況なので、たぶんこれが一番いいかなと。
消費者庁が作った注意喚起ポスター形式のPDF
元のページはここです。 PDFで開きます。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/pdf/200415_1100_representation_cms214_01.pdf
友人の親御さん宅に届いたのは、マスクではなく要冷蔵食品だったそうです。 食品の方が、腐っちゃうとか、冷蔵庫に入らないとか、冷蔵庫に入れても14日は持たないとか、冷凍庫は空きがないとかの理由で困りがち。
真面目な方ほどいろいろ考えてしまって、厄介でより悪質ですね。
今はコロナウィルスの関係で通販の利用が伸びているし、どさくさに紛れて送りつけ商法が増えているのでしょうか。 特に高齢者を狙っているのかどうかは分からないけれど、若い方でも通販よく利用してると引っかかりやすいかも。
慣れてるとつい確かめもせずに受け取ってしまいがちだけれど、しっかり発送元などを確かめて、絶対頼んでいないものなら受け取り拒否がいちばん手間のない回避方法です。
家族とも、こういう荷物が届く予定…というのは共有しておいた方が良いですね。 とくに大手通販サイトがキャンペーンやったあとなんて、注文件数増えること多いので危ないと思う。
もし受け取ってしまったら、上記のポスターに書いてある「消費者ホットライン」とか、あるいは警察の相談窓口(#9110)にTELしてみることおススメします。 これはもう、絶対。
「相談した」という事実がある。 それが大事。
そして相談したときの応答はメモに残すとか、電話機に機能があるなら録音しとくとか。
オレオレ詐欺対策でも有効とされていますが、電話は常に留守設定にして、相手を確かめてから出るとか。
留守電の応答アナウンスは、面倒でもご自身で吹き込んで、たとえ機能が無くとも「電話は録音します」と入れておくとか。
よくかけてくる方たちには、詐欺対応なのよぉ緊張しないで~とお話しして、できれば同じような対策をおススメしておくとか。
宅配業者に連絡しても、一度受け取ってしまったものは、なかなか受け取り拒否してもらえないっぽいです。 まぁ宅配業者さんにしてみれば、送り先に返送するったってそのコストはだれが負担するのかとか…そもそもそんな送りつけ詐欺するようなトコロが、マトモな事業者である可能性は低いだろうしなぁ。
宅配業者さんにしても大迷惑なハナシですよね。
ここにきてマスクが、それほどの高品質ではないものの…市場に出回り始めたようなニュースもあるのですが、しばらくするとそういう低品質なマスクは一気に不良在庫化しかねないとも思っています。
ネット上の価格もやや落ち着いてきたし。
となると、そういうマスクを抱えた転売屋が送り付け商法に手を染めないとも限らない…
なんだかねぇ…ホントにヤな雰囲気だよね。
せちがらさにも対応しなくちゃいけないなんて。
でも、色んな意味で「試金石」でもあると思います。
しっかり自衛しつつ、この先の晴れた空を待ちたい。
札幌の桜は満開を過ぎ、葉桜に移りつつあります。
散った花びらが歩道のあちこちに点々と。
来年、みんなで桜の木の下で集えますように。 あるいは桜の木の下で集う人々を見かけることのできる春でありますように。
くれぐれも解除に気を緩めないでくださいね。
多くの北海道民は、そのこと身に滲みています。