mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて自分がギフテッドとやっと気づいた私。

収穫の秋、札幌黄。

 

札幌黄「さっぽろき」…ってご存知でしょうか。 

長い冬の間、雪で背景色が白となる札幌で独特の色合いに進化した、特別なイエロー・・・すいやせん、ウソです。

 

玉ねぎです。

古い品種で病気に弱く、個々の大きさが揃わないので見栄えがいまいちで、長期保存がきかず、とにかく栽培にとても手間がかかるため、今では栽培農家さんが本当に少なくなってしまいました。

札幌でもなかなか手に入れにくい稀少な玉ねぎです。

 

上記の説明を聞くと、めっちゃネガティブな印象ですが、い~えいえいえ!とんでもない。 実は味が濃く肉厚で、加熱した時の甘さは群を抜いている。 秋のメニューは札幌黄でなければダメなんだ!とこだわる有名店のシェフもいらっしゃいます。

そのため大変な手間であっても栽培し続けてくださる農家さんたちが札幌においでなのです。

 

www.city.sapporo.jp

オニオンスープはもちろんカレー、シチュー、ポトフや天ぷら、肉じゃがも牛丼の具も、札幌黄で作ると甘みとうま味が違ってくる。 

去年たまたま仕入れにこだわりのあるスーパーで見かけて、どれどれと使ってみたらホントに美味しかったので、今年は農家さんの直売所へお邪魔しました。

ずしっと10kg買い!

えーっと、普段スーパーで一袋に入って売られてるのがだいたい3~4個で600~700g位じゃないかなぁ。

それが15袋前後って感じですね。

 

玉ねぎは今の時期、収穫したばかりの地物が出回るので、道の駅の野菜販売所やちょっとしたスーパーでも5kgとか10kgをデカい(何故か赤の)ネット袋に入れて売っています。 けっこうみなさん買って、おとーさんが担いで車に運んでいきます。 強者は涼しい顔して台車で20kgとか。

 

札幌黄はその名前の通り札幌市の、丘珠(おかだま)というエリアに栽培農家さんが多くいらして、この時期こんなふうに大きなかごがたくさん。

ちなみに丘珠には飛行場があって、札幌市民は「丘珠」と聞くと1に飛行機、2に玉ねぎ畑ってイメージです。

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9月下旬からこんなふうに、大きな玉ねぎ籠があちこちに出現します。

ひと籠120kgくらいかな。 直売所にお伺いした湯浅農場さんで。

家に戻って新聞紙の上にネット袋の玉ねぎを、ゴロゴロと出して早く食べるべきものを選別。 上部がすこし凹みがちとか、軽い傷があるとか。 

それらをまとめてスライスしてジップロックに入れて冷凍してしまう。 その後も冷凍庫の空き具合と相談しながら2~3個くらいずつスライスして冷凍。 これをやっておくとカレーやシチューでとってもラク

 

お値段はその時々で変動するので書かずにいますが、え、そんな価格でいいんですか…?と思うくらいのお値段。

スーパーで同じ量買ったら、金額倍…いやもっと…なので多少の傷物は、みなさま了承済みであります。

 

札幌黄は貯蔵しにくいのですが、それは腐るというよりも芽が出やすい。 原種により近いせいか、生命力強いのでしょうか。

いろんなショッピングサイトでも「札幌黄」扱われていますが、ちょ…っ…!?…と思うほどお高いところもあって心配になります。 

この時期は農場が直販していて、ヤマト便で発送してくれることも多いので、そういう所を検索したほうが確実なものが手に入ると思います。(ただし多少の傷物はコスト的に納得できるという方にはですが)。

ネックは送料なんですよね。 北海道からだとどうしても高め送料。 5kg買いくらいが効率いいのかなぁ。 

農場によっては札幌黄と他のものとのセット品などもあったりします。

 

で、くれぐれも!札幌黄

加熱調理に向いた品種です!

オニオンスライスとかサラダとか、向きません。

煮込む、じっくり炒める、蒸す、オーブンでローストなど加熱調理でよろしくね(^O^) 

 

もの珍しいかなと思うおススメは炊き込みご飯。 炊き上がったらバターひとかけ放り込んで混ぜ、よそったご飯にお醤油ちょろっと。 いやもう、食べすぎ注意です。

ということで札幌黄炊き込みご飯のレシピ】

※我が家が2人暮らしで3合炊きの炊飯器なもので、2合で分量書いていますが、3合でも、米と水以外の分量は同じでOKと思います。 

それ以上なら玉ねぎの量をすこしずつ(1/4くらいかなぁ)増やしてください。

 

札幌黄の炊き込みご飯】

【材料】(2人分)

米   2合

札幌黄 1玉

バター 5~10gくらい、お好みで。

他にスパイスいろいろお好みで。

 

【作り方】

1.米2合は、といで1割ほど少なめの水かげんで30分から1時間ほど給水させておく。

2.玉ねぎは 基本は8つくらいに櫛形切りですが、お好みで8mm位のスライスや、1.5cm角くらいに切るのもOKです。 あまり小さく切ると甘み感じにくい。

3.給水させた米を炊飯器にセットし、切った玉ねぎをお米の上にのせる。

※その際、仕上げにバターを混ぜ込むのを好まない方は、塩ひとつまみ加えるといいかと。 顆粒コンソメでもいいと思います。 

※バターですが、炊き込むとき一緒にいれちゃっても問題ないとは思います。(私がそうしないのは、炊き上げてから混ぜ込んだ方が、バターの香りが高く感じられる気がするな~というだけのことですので)

4.炊飯器の炊き込みモードでも普通の炊飯モードでも、お好みで炊いてください。

5.炊き上がったらバターを加えて手早く混ぜます。

※その他お好みで胡椒やタイム、エルブ・ド・プロバンスなんかの香りの良いハーブ振ったり、実山椒混ぜたり、三つ葉のみじん切り混ぜたり。 

※3.の注釈で書いていますが、炊く時にバターも入れこんだ場合はあらためて加えずに、ほぐすだけでOKかと。

 

6.お茶椀によそってお召し上がりください♪ お好みでしょう油たらっと垂らすのも美味です。

 

もちろん玉ねぎ以外に鶏肉とかキノコとか何でも混ぜていいと思うのですが、とりあえず基本の札幌黄の炊き込みご飯でございます。

 

※知ってるとちょっと便利なリカバリー技。

炊き上がった時、しゃもじをさし込んだ瞬間、あ!ちょっとかたいかも!と思った場合、速攻で大さじ1~1.5くらいの水を手のひらに受け、ほぐす前のお米の上面にはらはらっと降らせます。 そして急いで底からほぐし混ぜ、フタを閉じて5分ほど待ちます。 

元はおこわを蒸す際の振り水という技ですが、とにかくスピード命。 水は燗冷ましのお酒でも代用OK。

※「振り水」です。 手振り水と間違えないでね。

炊き込みご飯って具材の含水量によって、水加減がブレやすいので、硬めの時の対応で覚えておくと便利です。