やっと桜が咲きまして

 

まだ満開ではないですが、北海道の桜は足が速い。

開花から３、４日くらいでわ～っと咲いて葉桜になっていきます。　もともとエゾヤマザクラが主なので、花と一緒に葉が出るし。（まだ赤いので葉っぽくないですが一緒に写ってます）

光の加減か、少し花色が濃い目になってしまったのはスマホのおせっかいで、エゾヤマザクラは染井吉野に比べると確かに濃い目の色ですけれど、もうちょっと薄紅控えめでございます。

こっちの方が近いかな。　これエゾヤマザクラじゃないっぽいけど。

今年はとっても早い開花です。　普段は５月の３，４日くらいに開花宣言が出るかどうかという感じなので、４月のうちにこんなに咲いてるなんて。

家の近くのカラマツも芽吹き始めました。　

やっと春。

昨日ベランダでなんだかよく分からない音がする。　そろそろベランダガーデンの準備をお隣や上下階の方がなさってるのかと思ったが、いや絶対ウチのベランダだよ？と、そ～っと窓からのぞいてみると、ベランダ掃除用につるしてある小さなデッキブラシの毛羽をカラスがわしわしと毟っておりました…( ﾟДﾟ)　

巣作り素材集め。　春ですねぇ。

いやそんな悠長なこと言ってられない。　抜けた毛羽があたり一面に。

[REDECKER/レデッカー]赤いヘッドのミニデッキブラシ(馬毛)

 これ馬毛。　元は子供用の室内箒だそうで、デッキブラシというには柔らかすぎるんだけれど、狭いベランダでも取り回しやすいサイズ感、そして赤くてカワイイし、お気に入りで楽しく掃除してたのに。

プラスチック毛ではないと見抜くカラスの判別力たるやもう、恐ろしいですねぇ…。　巣の材料に欲しいでしょうけど、私も掃除に使えなくなるのは困る。　いちいち家の中に取り込むのもメンドクサイしなぁ…どうしたものやら。　

なにか代わりになるモノ置いたら諦めるかも…と一瞬思ったが、家の中見回しても代替物になりそうなもふもふふわふわわさわさしたものは、愕然とするほどプラスティック製品ばっかり。　それは嫌だ。

なんだかちょっと気分が落ちちゃいました。　それにカラス界隈に「あそこに行けばもふもふしたモノが入手可能だぜぃっ」なんて認識されても困りますしねぇ。

なんとものどかな話題を書き連ねてますが、こんな風にちょっとどっかに気分を飛ばしてないと、肩より長い髪が全逆立ちそうなくらい荒れている。

直接的ではないけれど昔からご縁のある方が、高齢の親御さん、次にそのお子さんがコロナ感染症で亡くなったとの知らせが届き、いまだに各国と比べてまったく有効性の低い対応をぐずぐずと続けているこの政権はいったいなんなんだと。

医療水準も、国民の民度も、衛生意識も世界有数の高いレベルで、技術立国で経済大国であるはずの日本…は、もはやかつての記憶の幻想になりつつある。　感染警戒アプリも、ワクチンもこのザマで。

COVID-19の脅威によって昨年、東京オリンピックが１年の開催延期と決定された時、私が最も秀逸と思ったのはこの言葉だった。　誰の言葉かもうわからない。

オリンピックは４年延期しましょう。　

で、開催地をParisにするってのはどうかな。

その時は上手いこと言うと笑っていた。

今や真顔。