mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

暑いです…

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大通公園の端にある資料館。 まだマスクが要らない頃の夏。
 

札幌ですら30℃超え。 

梅雨明けて夏来た地域はもっと大変と思います。 TVなどでもくりかえし言われますがどうぞ「水分補給をこまめに!」ですね。 

でも実はそれってそう簡単なことではないです。 自分の脱水状態がどのくらいなのか、なかなか客観的にはわかりにくい。

 

ひとつの目安は、家の中だろうが職場だろうがお外だろうが、「疲れたかな?なんか足が重いな?ちょっと歩く時つっぱるような…動かしにくい気が…」と感じた時には速攻で水分取って下さい。 十中八九水分足りてません。

※ 持病があり、水分摂取量などに医師の指示がある場合はそちらが優先。

 

で、コロナ以来、なにかと話題に上ることの増えた厚労省のHP。 ちゃんといい取り組みやっています厚労省。「あんぜんプロジェクト」もっとアピールすりゃいいのに。

anzeninfo.mhlw.go.jp

あんぜんプロジェクトは労働災害のない日本を目指して、働く方の安全に一生懸命に取り組みどーのこーの…というのを毎年(年度)やってまして、そのなかに「安全活動コンクール」というのがあります。

これ、年を追ってみていくとなかなかに面白いというか、社会の鏡というか。

ちなみに令和2年度のはこんな感じ。

anzeninfo.mhlw.go.jp

中には思わず苦笑するようなものもあったりしてなかなか楽しい。 で、少し前のものなのですが、とても有効だと思ったのでご紹介。

平成27年度の「熱中症を予防するための見える化

anzeninfo.mhlw.go.jp

このなかで三重県の宇野重工(株)が提案した熱中症予防の取り組みです。

https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/2015/sakuhin5/images/n006_1.pdf

尿の色を目安に脱水状態を判断、取るべき水分量を明示していてわかりやすい。

 

水分は一気に大量に飲んでも身体が吸収できる量には限界がありますので、500mlとか1Lとか一気に飲むのはあまり好ましくはないけれど、お手洗いに行ってこの状態ならとにかく飲むこと優先! 水でも何でも飲んでー! お茶なんかはカフェインがどうこう言われるけど、それしかないならまず飲んで、その後しっかりカフェイン無しの水分を! 

っていうかやっぱり夏は麦茶が最強かも。 分からないくらいほんの少し塩いれて。

ところでもし、結構な暑さの時に、お手洗いに全然行く気にならないとか、そういえば汗あまりかいてないっていう時は問答無用で水分取って!

 

昨日あたりからTwitter  で「発熱外来が混み始めました」との書き込みが散見されるようになりました。 熱中症はコロナ感染症との見分けがつけにくいと以前から言われています。 Dr.にすれば慎重に対応をせざるを得ませんが、処置が遅れると一気に悪化しかねない怖いものです。

 

よくある誤解が「スポーツドリンク飲めばすぐ治るでしょ?」「点滴打ったらすぐ治るでしょ?」 

治りませんよ。 すぐなんて。 

点滴1本打ち終わるのは「すぐ」じゃないです。 たとえ打ち終わってもその水分が全部スポンジや高野豆腐みたいに染み渡るわけじゃありません。 ましてや経口の水分が、ダメージ受けて弱った消化器経由で取り込まれるスピードなんてぜったい「すぐ」じゃない。

その間ずっと干上がった身体はダメージ受け続けます。 「多臓器不全」起こします。冗談抜きで命に関わります。

 

熱中症はたしかに軽症ならけろっと快復しますが、中等症以上だと後遺症もあり、主に肝臓、腎臓のダメージ、脳の中枢神経系へのダメージ。 半年以上かかっても完治しないこともあります。

だからこそ予防大事。 お気をつけて。

 

あと、こんなのも。 冷えたPETボトルを持つことで熱中症予防。

冷たすぎるのもあまり良くないそうなので、ハンカチ巻いたりするといいのかな。

水で手を洗うのも有効なようですね。

www.nhk.or.jp

 

 

それにしても今日も暑い。 この先しばらくこんな気温が続くらしい。

でもねー、札幌の我が家エアコンないし。 

で、いま、大きな窓開けられないのですよ…。

こういうお天気の日って、お隣がラグ?ベランダに干すんですけど、それがびっくりするくらい臭いがキツイ。 ケミカルなものではなくて、昔の体育のマットみたいなホコリともカビとも言い難い、喘息発作が起きそうな感じの。 洗って干すわけじゃなくてただ日に当てるだけで…ツラい。 さっきはタムタムタムッって叩いてたし。

自宅のにおいと同じで、暮らしていると感じなくなっちゃうのでしょうね、喫煙なさるのでその影響もありそう。 一度お風呂場とかでしっかり洗ってもらえませんかね…とはさすがに言えない。 

 

しかたがないので遮熱のレースカーテンはもちろん、遮光カーテンまで引いて不気味に暗い室内。 でも温度がそんなには下がらない…ちょっとゆっくり買い物に行ってスーパーで涼ませてもらおうかな。

 

あ、もしお使いでなかったら、レースタイプの「遮熱カーテン」って有効ですよ。 そんなめっちゃお高いわけじゃないのですが、まさに「お値段以上♪」(←いえ別にどこの製品とか言ってるわけではw)に温度上昇押さえます。 外の景色は見えにくくなるけれど、遮「光」でなければ明るさはそんな変わりません。 室内にいても熱中症リスクありますので、防止にはいいかと。

 

この先、オリンピック絡みで間違いなくコロナ感染者は増えます。 前回の波よりも深刻な医療の逼迫が起こりえます。 熱中症の手当てが充分にうけられる保証はない状況がやってきかねない。 本当に、本当に、お気をつけて。