mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

昨日の午前は雪、全然なかったのに~!

 


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一面銀世界。 

うつくしい…はい、美しいですよ、美しいです、はいはい。

なんでいきなりまとめて降るかな。 この24時間降雪量54cm、札幌で観測史上最高値となりました。 さきほど晴れ間が出たので駐車場に車の除雪に行ってきましたが、車?巨大餅?ってくらいこんもりと積もっておりました。 イチゴシロップかけたらぜったい映えて美味そう。 やらんけど。 食べんけど。

 

私の育った地域は北海道で2番目の豪雪地帯でしたので、その目で見ると驚くほどではないのですが、札幌だとやはりここまで降ることはまず無いです。 めっちゃ降っても30cmくらいまでかなぁ、それが一晩で50cm超えるとは。 これで根雪だな。

ちなみに北海道で一番積雪量が多いのは、スキー場で有名なニセコ界隈です。 

ニセコと言っても「岩内町」「共和町」「倶知安町」「ニセコ町」「蘭越町」からなる山岳丘陵地域全体をさすので自治体は色々、データの引き合いに出されるのは倶知安(くっちゃん)町が多くて、こんな感じ。

www.town.kutchan.hokkaido.jp

 

で「積雪量」と「降雪量」がありますが、これは雪って空気を含んでふわふわなので、一定時間あたりで10cm積もるくらい降ったとしても、翌日になれば自重やら気温で融けるとかして嵩がへります。

午前中の降雪量は10cm、午後4時の積雪量は5cm、てなことになるわけです。

 

ですので54cm降ったからって、いまそれだけ積もってるわけではなく…25cmくらいかしら。 みっしり詰まった重っっったい雪が25cm。 おほほ、辛いわ。

 

しかもダンナが買ってきた除雪器具がめちゃくちゃ使い勝手悪い。 これは去年のシーズン終わりにいきなり買って帰ってきたのだが、見た瞬間「…見栄えの良さに騙されるシロウトの典型的チョイス…」と案じていたらやっぱりそうだった。 いわゆる「内地」ならこれでもいいだろうけれど、というタイプ。

 

小学校4,5年から大人並みに除雪やってきた人間と、東京育ちで成人してから北海道で暮らして除雪やった人間の分かり合えなさにアタマを抱えるワタクシ。 四の五の言わずにジョンバ買ってこいっつーのよ!と心で叫び倒しております。 

ジョンバって除雪道具は「ジョンバ 画像」で検索するといっぱい出ます。 

このWikiクリックすると写真があって、その他の除雪用具ものっているのでその違いをお楽しみくださいw 

ja.wikipedia.org

 

他の地域も荒天のようですが、車で出かけるかた、最低限の装備はなさって下さいね。 ご自身がどうこうよりも事故や故障車で起こった渋滞がきっかけで立ち往生ってあることですから。

非常食になるようなスナック菓子等、保存用の水、車載用の小さめスコップ、非常用ライト、毛布、複数の使い捨てカイロ、携帯トイレ、モバイルバッテリー。

 

EV(電気)自動車は、今までの車のように積もった雪がマフラー塞いで車内に排気ガスが逆流する危険はないものの、暖房などでバッテリーを使いきってしまうと立ち往生解消したときに動けなくなる危険があります。 なのでバッテリー残量を温存するためにも毛布などで保温する準備も大事かと。

 

 

さて、最近やっと報道もされるようになってきましたが、実は生活に必要ないろんなものが品薄なんです。 その中でも筆頭が「給湯器」

このせいで新築の住宅が引き渡せないとか、今になって報じられてますが、秋口くらいからじわじわ現場では危機感が募ってました。 それでももしかしたら年末くらいには品薄も解消するんじゃないかぁ?なんて、半分くらい楽観視してた向きもあったのですが、シャレにならないくらいいまだに足りてない。

 

冗談抜きで、今、故障したら直せません。 新品に買い換えもスムーズにできません。 在庫がホントに無いんです。

お風呂もシャワーも顔洗うのも手を洗うのも食器洗うのもみんな水、という暮らしになります。 コンロでお湯沸かして使うしかありません。

 

で。 少しでも故障しないように気をつけましょうね。ということで。

追い炊きの出来るお風呂。

白濁する入浴剤(いわゆるにごり湯タイプ)止めて。 

基本ダメだから。

使えるものもあるにはあるんですけど、給湯器の説明書熟読なさって下さい。 あと…品質あまり良くない入浴剤の、特に粉末タイプのもの。 溶け切らずに給湯器に負担になります。

給湯器の寿命はおおむね10年とされています。 使用状況にもよるけれど、長くても12、3年くらいでだいたい交換となりますが、それが6,7年するかどうかの頃から故障がちになって、10年もたずに交換しなければならなくなるって、コストも馬鹿にならないし、今みたいに交換品がすんなり手に入らないとなればその数年の違いって大きいです。

入浴剤についての注意はこちらがご参考になりますかね。

reform-market.com

 

追い炊き機能が無ければ問題ないです。 お湯は給湯器内に循環しないので。

この寒空に家でお湯がいきなり使えなくなる可能性を少しでも減らしたいですもんね。 さらに言うなら、調子がわるいなーと思ってだましだまし使ってるものがあるなら、さっさと買い換えちゃう方向に動いた方がイイかも、という話でございます。 

壊れてからの手配は待ったなし状態に追い詰められるので、余力のあるうちに次を手配し出すほうがイイのではなかろうかと。

いまや「海外生産部品」使ってない(電化)製品なんて「日本製」でもありえないってことですし、そこに半導体が絡むと何かあれば一気に入手困難になるってことです。

 

私、まもなく還暦むかえるお年頃でございますが、子供の頃に聞かされてた未来とか、作文に書かされてた21世紀って、こんなんじゃなかったんだけど。

 

もちろん実現したすごい科学技術はいっぱいありますよ。 生活の質だってホントにどれだけ便利になったか分からない。 スイッチ一つで部屋が暖まり、お風呂が沸いて、食事も出来上がり、掃除もかってにロボットがやってくれて。 一声かければ買い物ができ、自宅までその品物が届く。

病院に行けばほんの少しの血液で何の病気か分かったり、しばらく寝っ転がってるだけで身体の中が切り開きもせずに分かったり。 半日かかったような大手術が必要だった病巣が、数センチの切開で管いれるだけで除去できたり。

ほんの数時間で海外に行けたり。 自宅で映画が観られたりライブが観られたり。 家から一歩も出ずに新刊本が読めたり。 すごいよねぇ。

でも何だろう、この不安感は。 生活に必須となった器具の入手がままならなくなるなんて、まさかまさかな未来がやってきちゃったなぁ。