mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

埋もれております、冬の札幌。

 

やっと吹雪が去って、目に映るは道路の雪の山。

晴れたのは良いんですが、とにかく札幌にしてはかなりの量の一気積雪だったので、道が狭くてひどいことになってます。 主要国道は除雪されていますが、その道路沿いの雪壁たるや2~3mの高さで、札幌市民でもそうは見られない光景です。 

もちろん主要国道ではない一本入った生活道路は除雪はされているものの、そもそもの雪が多すぎてほとんどのところで車はすれ違えません。 建物の前などの一部道幅が広くなったところで待機しながら譲り合って行き交います。 

歩行者も歩道の除雪がされていないところは車道を歩かざるをえないので、車が来れば退避・待機が必須。

昔は一軒家の並ぶ住宅地では、基本的に自分の家の前はたとえご自分は通らなくとも歩道の除雪をして下さっていたものですが、数十年経つと空き地になったり取り壊されて小規模アパートになったり、住人がご高齢になってとても手が回らなくなったり。 

空き地の新築建売に新たな住人が越してきて、その方たちが家の横の歩道まで我がことと考えるかどうかは…まぁ…ねぇ。

 

とにかく早いところ排雪してくれ札幌市!と要望を出したところで、除雪と排雪では使用する専用車両も人員も、もちろん経費もケタ違いですので手配は容易ではないのは分かっているハナシ、いくら文句言ったところでなぁ…なのです。

 

【除雪】は極端に言えばブルドーザ1台でも(ブル1台ってのは基本私有地の駐車場などに使うためであって、もし公共道路でそれだけとすればかなり切羽詰まった緊急避難的)可能ですが、【排雪】となれば専用車両が何台も必要となってきます。

北海道民だと【除雪】と【排雪】は区別が必要な冬単語。

www.city.sapporo.jp

除雪だけでは冬の間にかならず市民生活に支障(それもヘタすると命にかかわる)が出ますので、運搬排雪=排雪がかならず必要になってきます。 そして排雪となると相当大掛かりに夜中に延々と ↓ の大型除雪車両が連なって作業します。

www.city.sapporo.jp

 

写真だと大きさよく分からないですが、グレーダーはあちこちで走ってる路面電車くらいの全長、ロータリーはそこまでではなくともとにかくデカいしゴツイ。 形状のせいかその動きのせいか恐竜とか怪獣の印象です。 

「コイツと戦うとしたら出会った時点で命はない」感。

 

眺めてると飽きない。 寒いので窓ごしで。 ホントは延々と動画とか写真とか間近で撮りたいけど作業してる方たちからすれば一番迷惑なことなので絶対できない。 

冗談抜きで何かの拍子に一瞬で死亡事故になっちゃいますから。 「これだけ」離れていればいいだろうと考える「シロウトのこれだけ」はまず間違いなく危険範囲内です。 寄るな!一択。

 

先日、昨年実質中止となった雪まつりを、今年は規模縮小してもやる!やるもん!!と発表があって「まじかー…(*_*;」と思ってましたが、オミクロン株含めた感染急拡大で今年も「バーチャルで…もごもご…」と、2年続けて実質中止になりました。

大通公園にはもう足場も組まれて雪像用の雪も搬入始まっていたけれど、中止決断に対して目立って反対意見述べる人はほぼ見当たりません。 

この、もう動きだしちゃったんだから何が何でもやり切る!的な無謀根性論に陥らずに感染者数増大を受けてちゃっちゃと中止にしたのは実に評価します。 ワクチン3回目のブースター接種がまだ本格的には動き始めていない以上、各地から人が集まるイベントはやはり危険。

 

食料品などを買いにいったスーパーの店内は、いつもより人が少ない感じ。 大雪で道路状況が悪すぎて高齢の方が外出ができないのか、オミクロン株の感染状況に用心しているのかは分かりませんが、少し前まで入り口できちんと手指消毒せずに店内にはいっちゃう人ちらほら居たのが、今日は見ていた限りでは手袋外してスプレーしてる方ばかりで、ちょっと安心したり。

 

おや、遠くから除雪車両の音がする。 ウチの前の通り、持ってってくれるかなぁ。  明日の朝は各地かなり冷え込む(マイナス10℃以下)予報なので、作業の方はかなり大変だと思います。

 

そんな寒くて雪降るところになんで住んでるの、と、現役時代は秋冬に本社に出張に行けばかならず聞かれたものですが(9割がた福岡支店w)夏秋にはそんな暑くて台風来るとこになんで住んでんのとお返しするのでおあいこで。

寒いと寒いなりのお楽しみもありますの♪

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スマホでてきとーに撮るとこんなもんですがキレイなんですよぉ、アイスキャンドル。 バケツに水いれて屋外に1~2日出しておいて、いい頃合いに凍ったら取り出して中にキャンドルを仕込んで照らします。 冬まつりではよく作って灯されるのですが、今は自宅のベランダでひっそりと。 

何が利点って、余程のことがない限り火事にはならないってことですかね。

 

アイスキャンドルの発祥の地とされてますのは北海道下川町。

毎年アイスキャンドルイベントが2月に行われます。 去年は灯して楽しむことに特化して人が密集しないようにしたそうですが今はどうでしょうか(2023/08/05下記リンク切れ貼りなおしました)。

www.shimokawa-time.net

 

YouTubeもあり〼

www.youtube.com