mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

札幌も桜開花しましたよぉ♪

 

 

もうすぐ…もうすぐこういう風景が北海道にも…っ!

 

ふふふ、友人に「生きてる~?」と生存確認されました。 生きてます。

この半年ほどなつかしい知人が北海道に長期滞在することになって。 頻繁にアテンドが必要で小忙しかったんですよね。 特に冬場はいろいろ北海道特有の暮らしのあれこれがあったりしますので、サポートとそのための下準備に動いたりして個人的にはとても楽しい半年間でした。 

ご本人は本当に大変だったと思うのですが、少しでもお役に立てたならよかったなと思ってます。 その状況が終了したのでまたすこし文章書けそうかなと。

 

知人はいわゆる短期滞在可のアパートを契約してそこに滞在しつつ仕事をこなすということで、当初はホテル長期滞在も検討したものの…いや、今ホントに取れないんですよホテル。 札幌市内以外でも取れない。 価格は跳ね上がってるし。 かなり以前から旅行計画立てて押さえておくならともかく、「思い立ってフラッと」「明後日から予約」的なのはなかなか難しくなってきています。 で、いわゆるレオパ滞在ということで。

 

私もかつてレオパ滞在経験あります。 ダンナが長期出張で九州の久留米市に行くことになり、当初はホテルと思ったけれどちょっと気がかりな持病抱えていることもあって一緒に行くことにして、あれはあれで面白い経験でした。 

滞在中の思い出書いた記事があった。

mouratta.hatenablog.jp

 

私が滞在して(当時)つくづくレオパは…基本「ねぐら提供」というコンセプトのみで運営されているシステムだと感心しました。 ねぐら(寝座、あるいは塒)がメインなので、設備としては風呂トイレ洗濯機冷蔵庫、お飾りに限りなく近い電熱コンロ、水場(私はあれをキッチンとは呼べないw)電子レンジ、エアコン、つくりつけのクローゼット、椅子、テーブル、カーテンとTVもあったかな。 布団はレンタル(私たちは自宅からヤマトの単身パックで持ち込み)。 ミニマリスト疑似体験には向いてるかも。

あの時の記憶としては(冬から春にかけて)寒かった!w 居間はそうでもないのですが玄関入って左側にトイレとお風呂、居間に向かう通路に「水場」があってドアの向こうが居間。 この玄関周りが寒い寒い寒いw 

 

まさか北海道のレオパが九州と全く同じ造りなわけはないのですが、それでも断熱性能とかそんなにコストかけてるとは思えないし…そこで晩秋から半年すごすって道外の方にはかなりハードなはずなので。 

この歳までたくさん道外からの赴任者を見てきて、その人たちの「大丈夫です!」が「北海道の冬を知らないが故の大丈夫」であることを知っていますのw

 

安普請な造りなら12月ぐらいからは就寝時に「水道の水落し」、1泊以上空けるなら「水抜き」が必要でトイレには不凍液入れろとか、普段も帰宅して駐車するなら車のワイパーは立てろとかドアミラーはたたむなサイドブレーキは引くな(凍って翌朝動かない)スノーブラシは家に持って入れ(車の雪払うのに車内にあると取り出すまでが一苦労)車載サイズの除雪用スコップ必須!冗談抜きで緊急時の生存にかかわる。 靴は底のつくりを吟味しろ、なんなら折り畳みスパイク付きにしとけ、アウターは絶対フード付き、手袋は百均で何枚も買ってあらゆるアウターのポケットとバッグに入れとけ、薄くていいからストールも。 使い捨てカイロ絶対持ち歩けなどなど。

 

↓ 折り畳みスパイク付きシューズって何?という皆様にご紹介いたします。

www.shoemart.co.jp

 

そして私には何人か鬱病に苦しんだ人がかつて周囲にいまして、それは全員判で押したように、度を越したハードワーク→生活リズム乱れまくり→とりあえず手っ取り早く飢えを満たす食事としておにぎりやカップ麺→休みは部屋でほぼ1日寝てる→食事はつねにやっつけ的内容で必要栄養素が取れていない→半年から1年ではたから見ていてもヤバい状態になる。 という流れでした。

私は医療について専門的に学んだわけではない素人ですが、その何人かの状況を見ていると「栄養不良が根本にあるのでは…?」と感じることがとても大きくて。 この歳になると「あの時おせっかいと思われても食事内容を聞き取っておかずの差し入れとかを頻繁にしていたらもう少し違っていたかも」という後悔が正直今もあるのです。

 

30年以上前ですが、私自身の経験で拒食症なりかけたことがあり、ほぼ3週間まともな食事がとれませんでした。 口にしてたのはダイエットコーラジャワティ。 

「んなわけあるかーい!」と思われるでしょうが、ホントに食べてない…というか食べられなかった。 

空腹感はあって食べ物を口元まで持っては来るのですがどうしても食べられない。 3週間で10kg近く痩せました。 一応アパレルのバリバリの営業で自社ブランドを着こなして広告塔たれ!という意識のもとで仕事してますから標準やや痩せ寄りからのマイナス10kg、ある日伝票が書けなくなりました。  

ペン持ってるだけで疲れる。 気力ふり絞って1分書いて2分休む。 動くのは普通に動いているのですが(本人はそのつもりでもおそらく実際はそうではなかったと思う)、頭使う作業効率がとんでもなく落ちているのを自覚しました。 

 

あ、これはヤバい!なんとか食べられるものはと考えて…とある蕎麦屋のそばでした。 手間かけて出汁をとるお店で、いわゆるうまみ調味料は一切使わず。 そこでようやく少しずつ食べられるようになり、半月くらいで普通に食事できるようになりました。

食べられなくなった原因は「におい」だと思います。 その前にアジアのとある国にちょっと長めに滞在し、その国のものを食べ…当時その国はまだ発展途上で食品加工も物流も発達しておらず、要は「地産地消自然派農業」的。 で、戻ってきて食べようとした日本の徹底的に生産管理された食材からは全く違ったにおいがしたのではないかと。 そのことに気づいたのは何年も経って、商業生産ではない鶏肉をいただく機会があったときです。 市販の鶏肉とにおいが全然違っててびっくりした。 同時に「あ、これだ!」と思い至りました。 

 

脳も臓器なんですよね。 栄養不良の影響を真っ先に受けるんだなとその時の経験から感じているわけです。

なので可能な限り作り置きのおかず数品作って持参していました。 となると、案外「作り置き」って自分にはレパートリーなくて焦った。 我が家の食事は基本漬物以外は作って食べきるスタイルで、お弁当とかも何年も必要ない状態だったし「冷蔵庫で3日ほど日持ちします」みたいなものが全く分からない、あららららw

 

時期的に「新」のつく皆様の多い時期。 当時の私の頃よりも今はもっとハードだったりするのではと思いつつ、ご飯ちゃんとたべてね、このあたり作れるようになるといろいろ助かる局面もありそうな「作り置き」のあれこれご紹介しようかなと。 リンク先覗いてみてね♪ いつもながらありがたや「白ごはん.com」さまはじめ皆々様。

 

大根のゆず醤油漬けのレシピ/作り方:白ごはん.com

ポリポリがとまらない!大根の中華漬け by toddchiku 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが392万品

 

長ねぎ(白ねぎ)のマリネのレシピ/作り方:白ごはん.com

 

大好きなキューライスさんのレシピコミック『ひとり事』よりいろいろ

【キューライスのひとり事】チキンチャップ弁当 | オモコロ

↓ 本体です。 たくさん載ってて激おススメ!どれもめちゃ美味しい。

 

油揚げの煮物/含め煮のレシピ/作り方:白ごはん.com

※冷凍できて長期保存OKで一番重宝がられました。 ご飯でもうどんでもそばでも合うたんぱく質なおかず。

 

ちくわの磯辺炒めのレシピ/作り方:白ごはん.com

※10分でできるもう一品で、普段でもすごく助かってますw

 

手軽で美味しい!うずらの卵の醤油漬けのレシピ:白ごはん.com

※おつまみにも向きます。

 

北海道民が教える「いくらのしょうゆ漬け」の作り方。生筋子から丁寧に♪ - macaroni

鮭フレークレシピの極意を紹介!鮭専門店のプロの作り方を大公開! | ほほえみごはん-冷凍で食を豊かに-|ニチレイフーズ

※ いくらの醤油漬け、鮭フレークは北海道民なら自作すること多いです。 ちょっとシーズン外れちゃったけど来秋にどうぞw

 

鶏はむ

これは20年以上前に毀誉褒貶さまざま『2ちゃんねる』で紹介されてじわじわと広がり定着したレシピです。 20年の間にいろいろ工夫が加わってアップグレードしてますが、これは当時のオリジナルに近いレシピ。 1~2日寝かせます。

ちなみに「はむ」がひらがななのは2ちゃん系の伝統らしい。 検索は鶏ハムのほうが今どきのタイプにたどり着きやすそう。

 

【材料】

鶏むね肉 1枚 

砂糖   大匙1

塩    大匙1

ハーブ系スパイス適量 (ローズマリーとかチャービルとかエルブドプロバンスとか)

【必要なもの】

ポリ袋(ジップロックなどのファスナー付きが楽)。

寝かせた後塩抜きするのでボウルと水。 塩抜き後茹でる鍋(厚手がいいです)

 

1.鶏むね肉両面に砂糖を大匙1まんべんなくまぶす

  (皮はそのままでも取ってもどちらでもOK、つけるなら皮下にも砂糖塩まぶす)

2.砂糖をまぶした後、塩大匙1を全体にまんべんなくすりこむ。

3.スパイス振る (ハーブ系なければコショウでもOK、無くてもOK)

4.ポリ袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫で1~2日(3日でもギリOK)寝かせる

  (水張ったボウルに袋内に水入らないよう用心しつつ沈めて口閉めるのが楽かと)

5.寝かせた鶏むね肉を取り出し水張ったボウルに浸け、30分塩抜きする

  (残り10分くらいから厚手の鍋にお湯沸かし始める)

6.塩抜き終わった鶏むね肉を沸いたお湯に入れて弱~弱めの中火で5分茹でる

  (ぐらぐら沸かしたりしない、加熱しすぎるとパサつきます)

7.5分経ったら火を止め蓋をしてそのまま常温に冷めるまで置く。

 

塩味はついていますがゴマドレッシングとかマヨ、ポン酢なんかも合います。

 

※暑い時期に長時間置くのは不安という場合は6の工程で15~20分茹でる。

 この際もぐらぐらではなくせいぜいふつふつ沸く程度で加熱してください。

 鍋から取り出して冷めたらラップにくるんで冷蔵庫へ。

 鍋に残ったゆで汁もカレーやスープのベースにするとか色々使えます。