札幌は紅葉がどんどん進んでいます。
ことしは冬指標の手稲山冠雪が例年並みで、一雨ごとに冬に近づいています。
ウチは一軒家ではないのでそれほどの冬支度は必要なく、車関係と衣類や靴、お布団の入れ替くらい。
さて、コロナ対策ですっかり会えずにいる友人から
「ねーねー!布団買っちゃったー!すっごい暖かいの!」と嬉し気な話の次に「でもすっごく大変・・・」といきなりトーンが下がる。 なした?(←どうした?:北海道弁)
かけ布団って、カバー掛けますよね。 布団とカバーが分離しないように、ループやひもが付いている。 ウチはシングルサイズなので、四隅だけ。 でも彼女の買った掛け布団はすごい。 全部で12カ所あるという。
じゅーに!? そりゃメンドクサイねぇ。 しかしそんなにいる? そこまでズレるの? 四隅だけじゃダメなの?と聞くと、やっぱりずれちゃって気持ち悪いという。 あ、シングルサイズじゃないからか。 布団の側生地の素材も関係するのかも。
さらに聞いてみると、カバーを開き、奥のひもを布団のループに結び…とやってるという。 途中で結びつける場所間違えたりしてうんざりしてるとのこと。
あ~それね、いちばんメンドクサイやり方よ。
というわけで、トポロジー的布団カバーのセット方法。
まず、布団カバーのお洗濯から始まります。
もちろん新品だったら洗濯は要らないですけど。 お洗濯の際カバーを外し、洗うときはどっちでもOKですが、干すとき(または仕舞うとき)
裏返して干す・乾かす
→ 裏返しのまま仕舞う。
そもそも縫い代のこと考えれば裏返して干す方が、早く乾いて衛生的と思うの。
そして布団にカバーをセットするやり方ですが。
1.掛け布団を広げて置きます。
(普通にいつも掛けるように。上面が上でOK)
2.裏返したままのカバーの上面をうつぶせで、布団の上にのせます。
(布団上面とカバーの上面(裏)が合う状態)
3.布団とカバーのループを留めます。
(その時ファスナー側のループだけ留めずにおく)
4.カバーの中に手を突っ込みます。
5.カバーの奥、布団の「向こう側」の両隅をカバーと布団ごと、両手でしっかりそれぞれつかみます。
6.つかんだ端をひっぱりだそうとすれば、自然にカバーは布団をくるんと包みます。 整えて、ファスナー側の残りのループを結び付けて、ファスナーを閉じれば出来上がり。
分かりやすく図解して下さってるサイトがあったのでそちらを貼らせていただいて。
とにかく、カバーをわさわさ開きつつ、布団を引っ張り込みつつ、狭い空間内でループ留めするなんて、考えるだけでも大変。 大きなサイズの布団ほど手間ですよね。
慣れるまで、布団とカバーの表をちぐはぐにセットしちゃったなんてこともあるのですが、2,3回で覚えちゃうとホント簡単。
あんがいご存知ない方も多いように感じたので、ご参考になればウレシイです。