ゴールデンウィークもまもなく終了、上りの混雑が報じられてます。
GWは5月2日が含まれているので、私にとってはキヨシローの命日がまた廻ってきたという感慨が強いのです。 今年は本当になお一層…憲法記念日もありますしね。
さて、「KK60」と銘打ったコンサートツアーを今年初めから行っていた小泉今日子さん。 5月3日の武道館でフィナーレを迎えられましたが【※申し訳ない、ファイナルは5月10日の沖縄公演でした。】その時の銀テープ(コンサートラストに会場に大量に放たれるキラキラテープ、最近はそのテープに開催日やアーティストの感謝のメッセージなんかを書き込まれていることが多い)にハッキリ戦争に反対するメッセージが記載されており、何よりコンサート前に会場に流れる音楽にキヨシローがカバーした『イマジン』がチョイスされたことなど、反戦という姿勢を明確に表明する姿勢に賞賛の声が上がっています。
著名なミュージシャンや俳優さんも行ってらしたようでツイート(おっといけねぇポストだっけな)してらしてる方何人も見かけました。
その中にフライング・キッズの浜崎さんがキヨシローがカバーしたイマジンについて、ラストで繰り返し「♪僕らは薄着でわらっちゃう」という歌詞が歌われるけれど、ずっとその意味がちょっと解りかねていた的なことをお書きになっていました。 で、会場で聞いた時
「ああ、そうか、武装しないって意味なんだな」「鎧を着ずに、薄着でヘラヘラしちゃおう」という意味に聞こえたのです。と感じられたそうです。
これはもちろん浜崎さんがそう感じられたことですし、否定するとかでは全然なくその意味合いもおそらく含まれていたかもだし。 今はもうキヨシローに直接聞く手立てがないので誰にも明言できないことなのですが私はこれ、時代が加味されないといけないのではとずっと考えています。
いちおうこの内容返信しましてね、それには浜崎さんご本人から「イイね」頂きました。
浜崎さんはきちんと書かれておいでですが、このフレーズは『イマジン』(カバー)が初出ではなく1982年に発売されたシングル『つ・き・あ・い・た・い』のB面(って今のお若い方は理解できるのだろうか、カップリングと言ったほうがいいのかしら)で、窓の外は雪で好きな子と部屋で過ごしている。僕らは薄着でわらっちゃう…です。
このシングル発売は1982年の12月でした。 その翌年、おそらく60代以上の方はその名前に覚えがあると思われる超有名な科学者、カール・セーガンを中心としたチームが提言した理論があります。 それがこちら「核の冬」
この核の冬理論が発表されたのは、上記のシングルが発売された翌年の1983年ですが、それはあくまで理論として発表された年であってその以前から核の冬という理念は科学者の間で提言され検討され磨き上げられていました。 1982年にはすでにカール・セーガンらが発言していたことで一般にも知られ始めていました。
いまでこそ当初の衝撃は薄れているのですが、それまで核爆弾による被害は爆発による破壊と放射能汚染が主(=あくまで局地的)という理解でしたから、じつは全地球的破滅の引き金になりうるという「核の冬」理論はとてもセンセーショナルなものでした。
私はこの「僕らは薄着でわらっちゃう」というのを『COVERS』というアルバムに収録されたカバー『イマジン』で初めて聴きました。 当初は私もどうにも意味が読み取れず困惑したのですが、あとになってこの歌詞のオリジナルについて知ることができ、その発売年を知ったとき直感であの歌自体が「核の冬」を絡めているように感じました。 それがあってるかどうかは分からない。 ただ私はそう直感したし今もそう思ってるというだけ。
私もキヨシローがオリジナルを歌った当初はもしかして意識はしててもそこまでの意味合いはなかったかもしれないなとは思うんですが『COVERS』に改めて収録したときにははっきり意志あって使ったという気がしています。 古参のファンなら『COVERS』発売の時のあの騒ぎを記憶してるよね。
でも結局、他の人がどんなふうに感じてどう思ったか、それがいいの悪いの正しいの違うのそんなハナシをするつもりはさらさらないし、そもそもそんな資格なんか私にあるわけないのだし。 ただ、キヨシローいいよねって思ってくれてる人みんな大好き。
キヨシロー!あんたってばどこでライヴやってんのよ、フライヤーも全然回ってこないしどうなってんの。 え、あの世会場限定?そっか…あと何年待てばそっちに行って聴けるのかなぁ。 そのライヴに胸張っていけるように派手なペンラ買ったよ。 昼間でも目立つように風船とかも買った。それ持っていくよ、憲法改正【改正?違うわ改悪でしかない】なんかされてたまるか。
あ、ちなみに1982年はね、キヨシロー、坂本龍一とコラボして『い・け・な・いルージュマジック』発売した年でしてね。
キヨシロー、すまない。 そっちは買ったんだけど『つ・き・あ・い・た・い』は買わなかったの、ホントゴメン。 20代前半の薄給だとさ、アルバム買うので精いっぱいだったのよぉ…
↓ 『イマジン』カバーが収録されています。