mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

2026年1月、久米宏氏の訃報…

午年となりました。 丙午だそうで。

 

昨日はちょうど帰宅時刻の頃にとんでもない吹雪でした。 札幌で郊外でもなくホワイトアウト状態になるって珍しいです。 

 

さて、久米宏氏が元旦に肺がんで死去されたとのこと。 享年81。 

自分でも驚いたことに涙こそ出はしなかったもののとても悲しい気持ちになりました。 ファンというほどではない、でもあの頭の回転の速さはもちろんアナウンサーとしての力量も抜群で本当に惜しい。

自分や家族が高齢になってつくづく感じたのだけれど、60代70代の補聴器使用している人間があの早口をきちんと明瞭に聞き取れるというのは凄いことなのだ。 

身近に補聴器使用者がいることで、聴力の衰えについて自分も世間もまったくと言っていいほどわかっていないことが分かった。 単純に音を大きくすればいいってことじゃないんだよね。 音のキレ、活舌、正しい高低、発声などなどとても複雑なことが絡むので。 

訃報は各社も大きく取り上げて、今日は黒柳徹子さんの「徹子の部屋」でも追悼番組となり、昔のVTR、お二人の掛け合いがまぁ楽しくて何度も笑った。 徹子さんのような方にとってはあんな風にスピード感のある会話ラリーが可能な相手はめったにいないだろうし、久米さんとのおしゃべりは本当に楽しかっただろうなぁ、悲しく、お寂しいだろうなぁと胸が痛んだ。

 

訃報となればネガティブなことは取り上げないのが常ではあるけれど、彼のように長年放送の場にいて、時代は昭和となればそれなりのやらかしはいろいろあったわけで。 ただ庇うわけでもなんでもなく、「あの頃なんてそんなもんだったよ、ほとんどの場合問題にもされなかったよ。」てな感じだった。 ヘタすりゃ今だって大して変わってないしね。

やらかしといえるかどうかはわからないけど、個人的にはカトリーヌ・ドヌーヴに罵倒されたのとかアンソニー・ホプキンスにめっちゃ冷たくあしらわれたのが記憶に残ってます。

 

彼の最大の功罪は「ニュースステーション」で、ニュースのエンタメ化を本格的にスタートさせてしまったことだろうか。 あの番組の「司会(単なるアナウンサーではなく)」は彼だからこそできたことでそれは実に見事だったが、彼以降の別人が捌く同様の番組はどんどん報道というものを空虚にし、単なるエンタメとしての方向性に向かっていくだけになった。 

でも彼の「功」の最大のものはもしかしたら「ホニャララ」の発明かなw あれはホントに秀逸だったなぁ。

ご冥福をお祈りいたします。 どうぞ安らかに。