mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

買おうかどうしようかとても迷っている(72%は嘘ですが本気はたしかに混じってる)。

 

数年前のGW思い出。 十勝のとある場所で出合ったエゾリス。 この後めちゃくちゃ威嚇されたのでワタクシ退散しましたw

 

 

さて、エゾリスとは何の関係もなく。 

Twitter タイムラインに流れてきた写真が衝撃的で。

まず目が点になりました。 だってこんなの見たことないし。 

誰かが笑い取ろうとしてコラージュした加工写真だと思った。

 

笑いながら「便利~?」「欲しいかも~?」と…いやぁ…まぁ半分は冗談ですが、便利っちゃぁ便利かなと思って。 パスタはじめ麺類茹でるときや茹で野菜作るとき、ザルが不要でこの鍋のまま湯切りできるわけでしょ。

 

と思ったら日本のじゃなく韓国のだそうです。  元々は韓国ラーメンで湯切りするタイプがあるらしく(いわゆるジャージャー麺的な?)その時に本領発揮するんですね。 なるほど麺類に好適。

 

デザインや素材感が昭和のギャグマンガっぽい、これは我が家のキッチンに置きたいとは思わないけれど、見栄えをいじれば平野レミさんだったらとっても彼女のイメージに合わせて巧く商品化しそうな気がする。 

 

それではご覧ください「やかん鍋」

 

扱ってるお店でお値段ピンキリ。 「炒めラーメン専用鍋」と謳っているお店もあるのでそういうタイプのラーメンがあるんですねきっと。 昔、喫茶店で出てきたレトロなナポリタンなんてこれで作ると捗りそう。 

 

私が20代の頃って、札幌ですら今のようにそこらのスーパーで各国の多様な調味料が手に入ることは無かった。 甜麺醤も芝麻醤もコチュジャンすらも、辛さが弱くて甘みのある韓国唐辛子も豆鼓も。 オイスターソース使ったことないって人も普通にいた。 東南アジアのサンバルやナンプラーなんてもっと知られていなかった。

当時「なんでそんな(調味料)モノ必要なの?」と友人にも笑われたりしたのだが、実は戦前に私の祖母は北海道の炭鉱町でカレー粉取り寄せカレー作ったり、卵と酢と油でマヨネーズ作ったりしちゃう人で(とはいってもちょっと新しもの好きなだけのごく普通の人)とにかく美味しいものが大好きな人でした。 私の従妹もこういう感じで食に対して守備範囲拡大傾向なところがある。 血筋ってヤツなんでしょうかねぇ。

 

出張で東京に行く機会に池袋や新大久保に探しに行った。 仕事が終わってご飯に誘ってくれる本社の人に「すみません~ちょっと買い物行きたいので~」「あ、そうなの?渋谷?」「いえ、新大久保」と答えて相当ぎょっとされたのはよく覚えているし、時には「女の子が行くとこじゃないよ!」とまで言われたりもした(まぁ40年前ですからねぇ、ヨン様すらまだまだ後の話:2004年頃?ですから)。

でも一度も怖い思いをしたことは無かった。 お店のおばちゃんたちもお兄ちゃんたちも、最初は怪訝な顔しながらも料理のことや調味料の使い方をメモとりながら真剣に聴いてると、ちゃんと注意して視ていてくれた。 まぁある種盛り場ではあるのでやっぱり女の子1人では行けない場所ってのはあったので、そのあたりには絶対行かないようにがっつりクギ刺されたり、遅くなった時はさりげなく駅まで送ってくれたり、本当にお世話になったと後になってからしみじみよく分かった。

 

そうこうしてる間に札幌でもエスニック調味料が手に入りやすくなってきて、出張のたび買い出しする必要もなくなってきたのとなじみのお店も閉じてしまって足が遠のいて…例の「冬のソナタ」が大当たり、TVに映る新大久保はそれまでついぞ見たことない客層が街にびっしり押しかけててびっくりした。 いちど行ってみたけれど小綺麗になってお洒落になって街のにおいが劇的に変わって。

考えたらそれからですら20年くらい行ってないや。 今はどうなってるのかな。 

もしかしてこのやかん鍋も売られてたりするのかな。

実際手に取ってみて、バランスが良くて使いやすいなら買っちゃうかもw