mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

歯科で手術してきました…('◇')ゞ

 

先日歯科で受けた手術。 どういうものかといいますと。

『歯肉剥離掻把手術』

歯茎切開して剥がして深~い部分の歯周病部分を治療するわけです。

 

こちらに、歯科医師に説明されたこと大まかに書いているのですが、要は普通の歯周ポケットのクリーニング治療では、機械の届かない深い部分に取り除けないままの歯周病巣があるので、根本的な治療を目指すならば、歯茎剥がして取らなきゃムリ。 薬で治療とかも、ほぼムリ。 

というわけで、とりあえず1カ所やってみようと思ったわけです。

 

(*ノωノ)…怖かったよぉぉぉぉ~!

 

昔の赤塚不二夫氏のギャグマンガの登場人物みたいに、足バタバタさせたくなるくらい怖かったです。 

でもね、麻酔が効いているので痛みは全くない。 ただ怖い。

 

で、「薬で治療はほぼムリ」って言うのが実感として分かりました。

すっかり歯石になっちゃってるんです。 これはもう薬じゃムリ、物理的に掻き取るしかないなとガリガリされながらとてもよく理解できました。

clinica.lion.co.jp

時間的にはなんだかんだで1時間弱…45~50分くらいかなぁ。

麻酔がしっかり効くまで時間を置くのと、レントゲン何枚か撮ったので、それで時間かかったのです。 手術だけなら30分かかってない。

 

最初に麻酔打って、レントゲン撮って、処置椅子に戻って、深緑色のキャンバスみたいなシートをばさっとかけられて、先生がすっごくしっかり手を洗ってる音がして、胸元に器具ガチャガチャ置かれて、あ、今切開したわ~とか、歯石削ってるわ~とか、手間取ってるわ~相当ひどいんだな~とか、消毒したわ~とか、縫合してるわ~…なんて処置内容を気配で追いながら、歯科の麻酔といえば笑気イメージだけど今までどこの歯医者でも使われた覚えないよな、やっぱりハイになるのかしら、でもそんなこと訊くのもどうよって話だよなとか、この深緑のシートはこんなに簡単にずれちゃっていいものだろうか、なんか滑り止め的な対策取らなくていいのだろうかとか、そもそも何でこの色だっけ、血液の色の補色でどーのこーのと聞いた気がす…あたりでシート剥がされました。

とにかく何か考え続けてないと、足バタバタさせそうで必死でしたのw

 

いままで抜歯とかちょっとした傷口縫合の時とか、貧血起こしたりしたので不安ではあったのですが、全然何ともなく。 さすがに「そーっとうがいしてください」で、はきだした水でなかなかに出血してるのを認識した時には「うっわ~(+o+)」とは思いましたけど。

窓の外、4月なのに雪が降ってて綺麗だなとぼーっとしていました。

 

処置椅子から立ち上がって、横の台ちらっと見ると、ちゃんといま新しく開いたよ!という感じの器具の滅菌パッケージがあって、これならば手術器具の衛生状態に安心できるとホッとしつつ待合室へ。 

 

頓服と抗生物質と「耐性乳酸菌剤」処方。 

たいせいにゅうさんきんざい~? 

今そうなの? 昔は単純な胃の粘膜保護や整腸剤だったのに、進歩~!

(実際服用してみた感想としては…まぁ…効いてないわけじゃないかもしれないけど、そんな期待してたほどには…って感じですw)

 

麻酔が切れたら食事も大丈夫ですが、刺激物や堅いものは避けて下さいとか、今日は血行が良くなるようなことは極力避けて下さい、お風呂やシャワーも禁止とか、歯ブラシは手術した部分には当てないでくださいねとか、明日経過を確認したいので来てくださいね~とか。

 

食事は普通に食べられるとのことでしたが、何となく食べる気にもならなくて、プチ断食状態になりました。 豆乳と味の素のおかゆ

ほんのり温めて食べてみると、美味しい。 あら、でも食塩相当1.5gとはちょっと多めですねぇ。 だから美味しく思うのか。

いつの間にかメーカーがキッコーマンになった、お気に入りの豆乳。 ちょっと前まで紀文だったよね。

 

驚いたことに、痛みはほとんど出なかったです。 

名医? 単に私の神経があまり残ってないので感じないだけか(失礼)。

腫れはありましたが、そんなぷんぷくに腫れたわけではなく、まぁそりゃこのくらいは腫れるよな、切開してるんだもん、程度。

翌日に消毒と経過確認。 ヨードのうがい薬処方。

3日目には腫れもほとんど引いて、ブラシを手術部位の歯茎にはあてないようにして 、歯だけそーっと歯磨きします。 ちょっと縫合糸が舌先に触ってイヤなんですが、まぁしょうがないですね。

1週間ほどで抜糸。

 

腫れが引いてみると、今まで歯周病で歯茎に炎症起こしていたのだなってことがすごくよく分かった。 腫れてたの。 でも慣れちゃって、それが普通となっていたのですね。 歯茎の状態が全然違います。

この状態をキープしなくちゃ。 この手術は繰り返したくない^^;

でもまだ問題な個所があるので、やってしまおう。 

月に1カ所が限界っぽいといわれているのでまだまだ通院は続きます。

 

金額的には、社保・家族で手術日と翌日の経過観察、投薬やその後の抜糸までひっくるめて5千円ちょいでした。 

組織再生促進の薬を使うともうちょっと高くなる。 使ってもらおうと思ってたんだけど明細見たら入ってないので、この後もなくてもいいかなぁ。

もちろん状態や歯科によって払う金額は変わると思います。 次回やる箇所がどんな状態かはまた違うわけですから。 

 

最初の説明では2万近くかかりそうだったんだけど、え?5千円?!って感じ。 思わず窓口で確認しちゃった。 保険が利かなければその値段ってことだったそうで。 保険って有難いですねぇ…。 

若い時、元気な時はうっわー保険料こんなに引かれてー!なんて思ってたけど、歳取るとあれは前払いだったかと思ったりする(^^;)

 

口腔内の健康、すっごく大事。

虫歯の痛みが無くっても、お気に入りの歯医者さんで、年に一度くらいはぜひ定期診断受けて下さいね。 ワタクシ強くおススメいたします。