イラストは私の大好きな十五夜さまよりお借りしています。
病弱なわけではないですが、たまに寝込みます。
昨日、昼前から寝込みました。
１２月に入ったので、ふだんはあまり気にも留めないキッチンやリビングの棚の上…踏み台が無いと見ることもできない高さの棚の上を掃除して、不覚にもマスクしわすれてハウスダスト系に弱いワタクシ、大クシャミ５０連発（←ウソですが、本人イメージ的にはそのくらい）って感じでぐったり。
それが引き金ではないけれど、掃除してる最中から頭痛となんとも言えない気分の悪さ。 寒気と軽い吐き気、嘔吐は無し。
くしゃみから始まって、頭痛、悪心。
今の世の中、状況が状況だけにかなりビビりました。
熱は出ない。 体温計がしゃべれたら「何回計ったって平熱だってば、しつこいな！」くらい言われそうに繰り返しても、やっぱり平熱。
うーむ、コロナの初期症状、発熱以外になんだ？ 頭痛もあったよなー…とヒヤリとしながら、もしこの先熱が出はじめたらどこに連絡するのか調べたり、この数日の立ち回り先を思い出してメモに取ったりしてるうちに、どんどん気分が悪くなり、湯たんぽつくって血圧計って横になる。
そのうちダンナが帰宅し、ご飯は炊けていたけれど、その他は適当に有るモノで済ませてもらう。 で、やっぱり熱は出ないし、ダンナと会話しているうちにこれは私の食あたり系の症状と思い至る。
ダンナは問題ないので私だけが食べたもの…今朝のパン。 ダンナは一昨日ＨＢ（ホームベーカリー）で焼いた最後の１枚を選び、私は昨日オーブンで焼いた「しっとりもっちり」という触れ込みレシピのパン。
レシピ通りには焼いたんだけど、な～んかちょっと焼きがあまい(不足）かなって思ったのよね…でも「しっとりもっちり」ってこんな感じかとそのまま食べちゃった。
生焼けパンに当たったか！ っていうか、生焼け判断できないのか自分！ まぁそりゃどろどろなら分かるけど。 そうかあのくらいの焼きでもダメなんだな～。
以前とあるパン屋でやっぱり「しっとりもっちり」触れ込みのパンで同じような感じになったの思い出しました。 相性悪いのかなぁ…っていうか、生焼け判断が苦手なんだなきっと。
生焼けのパンはでんぷんが消化に適さないベータタイプのままなので消化不良を起こします…だそうで。 あと、食中毒を起こす菌がまれに入りこんでいる可能性がある…そうで。 しっかり加熱して食べましょう。 それ誰に言ってる、自分だ自分！
それにしても体調が悪い原因をあれこれ考えながら、やはりいま心配するのは、もしかしたらコロナウィルス感染なのではなかろうかということで。
発熱が無ければ軽症扱いで、入院にはならないだろうが、隔離宿泊先に持ち込んだ方が良いものはなんだろうとか、濃厚接触者も一緒に隔離だったっけ、いや違うなまず検査だなとか、ダンナも仕事休みになるよなとか、勤務先に迷惑かけるなーとか。
あれ？おととい確か回覧板おとなりに回したな、消毒してないよな…すごくマズイんじゃないかとか、それで言えばエレベーターのボタンとか、エントランスのドアノブとか。 宅急便受け取ってるけど（私が）マスクしてなかった、おにいちゃんに「ありがとうございます～」なんて言っちゃったけどどうなんだとか。
家の中の消毒は自分でやるのかな、消毒液買い置きで足りるかなとか、買い物に行ったのはあのスーパーと、あとどっかあったっけ…
そもそもいつからだ、どこで感染した、経路不明ってなるとやっかいだよな、こないだ病院行ったけどあの時点では問題ないのかな、日にち的にはどうなのかな、いやちょっと待て、自分の年齢からいえば最初軽症だったのがいきなり重症化してそのまんまってこともありうるんだよな。
えー！マジか！下手打つと死ぬのかワタシ…とかね。
まぁ今回は結局、食あたりで済んだわけですが（今日もちょっと頭まだ痛い）やっぱりコロナって、ざっと自分とその周囲を考えただけでも、あまりに影響が大きいですね。
これに医療関係や立ち回り先とされた場所の対応、間接的な接触者（具体的にはダンナの勤務先とか）、そのご家族や立ち回り先…まで考えるともう…
私はほぼ引きこもり的な暮らしっぷりなのですが、それでももし今回の体調不良が本当にコロナウィルス感染だったとしたら、「どこで？いつ？」を、正直自分でも確定できないです。
当初のクラスターのなかには、タブレットのタッチパネルで感染したという事例もありましたから、そうなるとATMやセルフレジ、エレベーターのボタン押すのさえリスクがあるわけで。
行動範囲のごく狭い私ですら感染経路を確定できないということは、やっぱ長距離移動はダメだと思う。
昨日からの食あたり、明日には頭痛も快復すると思うのですが、本チャンの重篤な食中毒とかノロウィルスとかだったらそもそも受診すること自体、いまの札幌では難しい状況です。
先月(１１月）下旬に「私の感覚ではあるけれど医療崩壊のドアに手をかけて開ける瞬間」とはてなに書き込みました。 今現在、崩壊という言葉はどうなのかと思いつつも、通常の医療が「いつものように」受けられる状況ではありません。
たとえば、機器を使っての検査で対面で行うようなもの（眼科の視野検査とか）がリスクが高いのでできないという病院も出てきています（全てではありません、可能な病院もあります）。
報道されているよりも、状況はシビアと感じています。
年末年始、長距離移動や多人数の宴会など、避けた方が賢明と思います。 そして、事故にもいつも以上に注意を！
考えているようで、実は真剣には考えてなかったなと反省した昨日からの体調不良でした。 皆様もご自愛を。
生焼け食パンは、切り刻んだうえ１６０℃オーブンで火炙りの刑といたしました。 ラスク美味しい♪バリバリ
