mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

10月終わっちゃうわぁ。

 


ガチャコーナー冷やかしてたらサカバンバスピスがあってつい…

サカバンバスピスは無顎類分類の古代魚ヘルシンキ自然博物館になかなかキュートな再現模型があって時々話題に上るのだが今回はかなりSNSで盛り上がりこんなカワイイキャラが誕生しました♪

 

あらぁすっかりご無沙汰してました。

何だかぜんぜん気が乗らなくてぐうたら過ごしているうちにもうこんな。 気候が過ごしやすくなってきたということかなとも思いますが、快適というには北海道は10月末はちょっと寒い。

 

元気がでなかったのはたぶん陽の光が不足してたのかなと思います。 気温は高かったけれど日差し不足の「冬季うつ」的に。 

今年の春先からウチのマンション大規模改修行いまして、ずーーーっと工事シートで覆われていたんです。 春先からお盆ころまで。

シート自体は見た印象よりメッシュっぽくて、風もそれなりに通るし光も弱くなるけどちゃんと届きます。 逆に直射日光さえぎるので室温は心配したよりずっと上がらず、外気温28,9℃くらいなら適温で暑くもなく過ごせたのにびっくりしました。

そうは言っても外壁やベランダの作業で工事関係のかたが窓の外にいらっしゃることも多く、遮熱レースカーテン閉めるとただでさえ弱い日差しがもっと心許なく。 

工事中はほこりも発生するし防犯上の観点からも窓はしっかり施錠して開けないように言われましたし、サッシ用の補助錠各戸に貸し出されたりしたほどで、じわっと閉塞感で軽く息がつまってきます。 それが数カ月続いたので弱ったか。 お日様大事。

 

泊りがけの遠出含めてお出かけもしてましたが、書きこむほど気が乗らず。 けっこう気に入ったところもあったんですけどね。 室蘭市の水族館とか。 北海道博物館の縄文展とか。 小樽の文学館とか。 あ、過剰な期待禁物です。 語る内容に「レトロな」とか「一点一点を集中して丁寧に観察するには好適な規模の」という表現で(警告はしたからね!?)ニュアンスを含めたと言えばいいかしらw

好みの問題です。 私はどれもすごく好きでした。

 

お日様が足りなかったのはそうかもですが、実際はこの閉塞感でしょうか。 物の値上がりが半端ないし、社会保障は目立たないようにうま~く削られる方向に進んでいるし、その負担もやっぱりよく分からないうちにじわっと増えているし、海の向こうの戦争は終わらないどころか他の地でも戦火を交える状況となり「これはもはや第3次世界大戦の端緒と考えるべきでは」というぞっとする発言も出はじめ、また、それを一笑には付せないこの気味の悪さ。 これで冬に向かうのか…

 

秋も深まってきた北海道、落ち葉降り積もる道

さて、本日の本題。 帯状疱疹になったよ~!です。

 

お陰さまで今は問題ないです。 ただご存知のようにこれは一刻も早く病院へ!と言われている病ではありますが、「痛みが出たら」とは言われてもねぇ…痛みったって色々なわけですし。 

 

最近ぺけったー(旧Twitter)で「痛みが出たら発疹が出てなくてもすぐさま病院行って「抗ウィルス剤処方してくださいっ!」と強く訴えるべし!」…という書き込みがあってけっこう話題になったようですが、ちょっとこれは…う~む、ハズレじゃないけど完全同意はできないとモヤモヤしてました。

痛みが出る(しかも身体の片側に)のは帯状疱疹に限りませんし、何よりその状態(痛みだけ)では医師だって診断するのはめちゃくちゃ難しい。 そして抗ウィルス薬は「とりあえず服用しとけ」といえるほど作用の弱い薬でもないんですよね。 1週間連続で服用し続けますし、それって結構な期間です。 

帯状疱疹の診察で行った皮膚科でモノはついでだと相談して、先日背中のアテローム(粉瘤ってヤツ)切除手術もしたんですが、その時の抗生物質ですら3日分だけです。

帯状疱疹の好発年齢は50代以降…肝臓も腎臓もそれなりに機能は落ちてるし人によっては深刻なダメージあったりしますから。 

 

で。 もちろん個々で症状は違うので、これが絶対ではない!という前提で。

いつもの「ワタクシの場合こんな風でした」帯状疱疹編。

 

1.

みぞおちから5cmほど左側の場所、高さはいわゆるアンダーバストちかく、イメージとして「胸」か「腹」かの境界くらいの位置に「ピキッ」とした瞬間的な痛みが午前中から数時間に1、2回現れるようになった。 ただその前日に少々重い買い物袋をもって歩いたのでその筋肉痛かもと思っていた。 痛みは一瞬で、湿布はるなどは全然考えない程度。 帯状疱疹疑って鏡で確認したが皮膚の病変はなかった。

 

2.

その翌日午後、痛みが「ピキッ」から「ジリッ」とした感じになってきた。 具体的には火傷後のような痛み。 BBQでうっかりコンロに置いちゃってたトング、一瞬さわっちゃって火傷したー!すぐ冷やしたけど翌日も痛い!って感じの痛み。 痛みの間隔は1~2時間に1,2度、一瞬ではなく数秒くらい。

おやっと思って確認すると水泡ではないが何となく赤みを帯びた箇所がある。 ルーペで確認してみると発疹になるよねこれ、って感じ。 で、数時間後にははっきり発疹の点々が表れてきた。 一応汗疹である可能性もあるし、市販の皮膚軟膏を塗って様子を見る。 この時で午後8時。 明日も平日なのでとりあえず明朝を待つことにする。

ネットで近くの皮膚科検索。 ネット予約が可能な個人医院があったのでそこに状態を書きこんで早めの時刻で予約を取る。

 

3.

翌朝、発疹は個々の点がはっきりしてきたが水泡ではない。 市販薬による変化はほぼなし。 発疹は近接していて星の「すばる(プレアデス星団)」みたいな感じ。 

痛みは昨日より頻繁でやや強くなってきた感じあり。 40分~1時間に1度程度で数秒くらいの長さの痛み。 メンドクサイのでタクシーで病院へ。

(しっかしタクシー捕まらないっつーか流しのタクシーすごく減ってない?コロナ以降台数減ったのは聞いてたけどいまやこんなに拾うの苦労するような状態なの?)

病院で問診票を書き込み、診察。 速攻ででました帯状疱疹診断。 うひゃぁ。

 

4.

Dr.の見解(意訳)。 

昨日からの痛みの様子と今の皮膚の状態から「おそらく間違いなく」帯状疱疹です。 絶対と言い切れないのは水泡は出ていないし、他のよく似た皮膚炎という可能性もわずかながらあってゼロではない。 ただ経験的に私は帯状疱疹の診断を出します。 絶対を求めて水泡が出るとか発疹がもっと広がるまで待つことが得策とは思えません。 

この時点で抗ウィルス薬を処方しますがそれを理解して了承しますか?

もちろん了承します。 雑談的に「インフルエンザみたいに検査で簡単に分からないんですか?」と訊いてみる。 あ~…確定する検査はあるんだけど、時間かかり過ぎてあんまり意味ないのよね~…そこから薬飲んでも完全に手遅れでヘタすると後遺症ですごくツラいから待ってられないの。 だそうです。 いいです、見切り発車でGO!

そしてついでに背中にあるアテローム(粉瘤)の相談。 結構大きいので切除することに決め、手術日予約。

 

5.

抗ウィルス薬1日3回を7日分と同時に飲む痛み止め処方。 薬局で「そこにお水ありますのでいま最初の分を飲んじゃったほうがイイですよ、時間との勝負ですから!」と薬剤師さんにおススメされたのでお言葉に甘えて服用させていただく。

痛みはこの時点でだいたい1時間に1~2回、ジリッっとした火傷の痛みに似た感じが10秒はないな、くらいの長さで出ていた。 痛みの強さは最大を10として4か5くらい。

ちなみに私は頸椎ヘルニアで10の痛みの経験があります。 大げさではなく3日痛みで眠れなかった。 延々と切れ目なく左手が「だれか私の手、雑巾と間違えて全力で絞ってないっすか?」ってくらい痛い。 痛まなくなるような位置を探して身体や腕を色々動かすが、痛みはまったく変わらず続く。 

日中は無意識のうちに唸ってたし、夜は横になっても痛みで眠れず、それでも耐えられなくなって寝落ちするけど痛みで目が覚める、時計は15分進んでない。 痛みに耐えかねて病院の屋上から飛び降りる患者の気持ちが本当によく分かったし、しまいにアスピリン限界越して飲んで中毒起こして死ぬかと思った。

ODでどうにかなるにしても原因薬剤がアスピリンってのはちょっとな~w

 

6.

薬局で各1錠服用し、昼前に家に戻って飲み忘れ防止のタイマーをスマホにセット。 この後7日間抗ウィルス剤服用し続けましたが、4日目くらいから首と首元に小さいぽつっとした発疹がパラパラ出始める。 かゆみはないけれどだんだん増えてきたのが不気味。 これはやはり薬疹だったと思う。 服用終わって4,5日でほぼ消えました(こういうこともあり簡単に処方おねだりはおススメしません)。

痛みはあまり変わらず1時間に1、2度ほど数秒を繰り返す。 夕方には痛みはあるものの弱くなった気がする。

 

7.

抗ウィルス薬と同時に痛み止め服用していましたが、これで痛みをかなり抑えていたっぽいです。 痛み止めなんて所詮頓服だろうよと思って1錠分飛ばしたらしっかり痛みが出てきてびっくりした。  薬は医師の指示にちゃんと従ってきちんと服用しましょうね(どの口で言ってるかw) 痛み止めはアセトアミノフェン製剤でした。

 

8.

抗ウィルス剤服用終了の7日が済んで痛み止めも同時に切れましたが、気になるような痛みは出なくなりました。 発疹の跡は赤く残っていますが少し薄くなった感じ。

何となく身体に不調感がある。 だるいわけでも痛いわけでもないがなんか調子悪い。 食欲が少し落ちて(←これは私にはめちゃくちゃ珍しい!w)胃腸の重い感じ。 そして6.に書いた薬疹と思われるぽつっとした発疹がパラパラと首元襟元に。

これらの不調は2日ほどで軽快していきました。 発疹は4,5日。

 

こんな感じです。

もちろん個人差はあるはずなのでこれに当てはまらない方もおいでと思いますが、ご参考になれば。 私としてはよく言われるチリチリとかピリピリというより、最初は筋を傷めたか筋肉痛かという「ピキッ」から始まって「ジリッ」と痛い「火傷の痛み」に移行した、がいちばん近い感じ。

 

最近は30代の子育て中のお母さまも発症することがあるそうです。 そして自分でも思いましたが「この痛みが何カ月も残るとなるとかなりキツイわ…」と感じました。

発症後72時間の抗ウィルス薬服用開始が大事と言われます。 ただ、発症した曜日などによっては72時間は簡単に過ぎてしまうかも。 金曜夜だったりお盆や年末年始などに発症するかもしれないリスクをおもえばちょっと高額でもワクチン接種がイイかもしれませんね。

↓国立感染研究所のサイト

www.niid.go.jp

↓ワクチンについてわかりやすくまとめてる医院のサイト

soujinkai.or.jp