観測以来、最速の桜開花となった２０２３年の北海道。 今日は満開と発表されました。 平年より１５日早い。
たしかに雪解けがありえないくらい早く温かな日が続いていたし、GW前に開花しそうとは思ってましたがここまでとは。 今時期によく思い出すのは各支店から仕事のついでにTELで「GW、北海道行こうと思うんだけど～」という軽めのご相談がよくあって、基本、全力で止めるんですが聞きゃぁしねぇ。
「いや～もう予約取っちゃったの、だからどこがいいのかとか聞きたくて～。」
（取っちゃったのかよ…）というやり取りが毎年のようにありました。 北海道民として本気で忠告しときますが、GWに来るなら基本「街で遊ぶ」を目的に。
１、函館とその周辺。
２、札幌とその周辺、小樽含む。
３、旭川なら動物園。
このどこに行くにも荷物にUNIQLOペラペラダウン的な羽織りもの必ず保険でお持ちなさい、まして全くお勧めしないがこれ以外のエリアを観光しようとするなら絶対持ってこーい！ 昼はともかく日没後はひと桁気温、ヘタすればマイナス気温。 日中だって４月末までは雪が降ることあるのが北海道常識。 事実、明日（４月２２日）は札幌だって雪降る予報です。
とは言いながら、近年は４月のうちに夏並みの気温に上がる日もあったりしてホントなんとも言えないんですよね。
さわやかな青空を背景に風にそよぐポプラ並木、広大な丘に見渡す限りのお花畑、ミツバチの羽音と共に漂ってくるラベンダーの香り…それぜんぶ６月以降。
桜や菜の花畑、種まきの始まったパッチワーク状の広大な農地風景、バックに遠くの山々に残雪風景なんてのがお目当てなら５月１０日くらいからでも何とかなるかな～。 今年は桜めちゃ早いし他の景色も早そうではあるけれど。
買い物とかに出歩くついでに桜を探しながら、あの人やこの人は今年の桜は観られず終わったのかと思う気持ちがふと湧き出てキツイ。
今年は１月からかつて相当に入れこんで聴いていたミュージシャンの訃報が相次ぎ、何するにも力が入らないような毎日が続いてました。 大きな病が伝えられていたのでいつかはそういう知らせが報じられると分かってはいても、ここまで続くとホントに。
若い時は解んなかったなぁ。
分かんなかったといえば、YMOにどっぷりだったのは一にも二にも幸宏さんのドラムスだったのかと気付いたのにもびっくりした。 今まで聞いたことなかった音も曲も見栄えだってもちろんなんだけど、幸宏さんに続いて坂本さんの訃報で流れるYMOのPV、耳がドラムスを追う。
ああいう切り込んでいくような鋭さがあるのに煩くなく敲ける人って他に思いつかない… でもやっぱりあの３人があの時代に集まったってのは本当に奇跡のようなことだったとリアルタイムで聴けた幸せをしみじみ思います。 Queenも。
「ボヘミアン・ラプソディ」地上波放送観たけど、やっぱり切ないなぁ。 いまだに「Radio what's new？ Radio,Someone still loves you！」の部分を聴くと鼻の奥がきゅうっと痛くなる。 あの歌に救われた人、いっぱいいるんじゃないかなぁ。
