mouratta’s blog

うっかり半世紀生きてきて、自分がギフテッドと やっと気づいた私。

2月は逃げると申しますが、明日から3月。

 

つい先日お正月と思っていたらあっという間に2月最終日。 

札幌は2月としては観測以来最高の、プラス11℃を越しました。 プラス10℃台は50年以上前に何度かあったそうですが、温暖化の影響か…といいつつ温暖化って言われはじめてけっこう経つのに、50年以上2月に10℃はなかったのかーという感じもあります。

でもこの後は年々こんな気温が2月にあるのかも。 

そもそも私が子供の頃は「さっぽろ雪まつり」の頃は1年で1番の厳冬期だったのに、いつのまにか期間中に「雨」が降るのが珍しくなくなってきました。 今年は雨は降らず済みましたが、年々気温が上がってる感じはあります。 

雪質が変わっちゃってとにかく重い、湿気ってて雪玉が普通に作れる。 「アスピリンスノー」が普通だったのは昔のことになりました。

 

今日は久々に遠出しましたが、もう春の風景。 積雪がみるみる減って、融けた水がスムーズに流れればいいのだけれど、肝心の排水口の上にはまだ雪があって思うように流れ込まず道路はびしゃびしゃ水浸し。 これがあぶない。

北海道は冬の間路面が雪で覆われて凍結します。 凍り、融け、亀裂に水が入りこみアスファルトが劣化して剥がれたり穴があく。 結構深いものだと10cm位あったりするので最悪タイヤがバーストする可能性もあって侮れない。 で、ここまで水浸しになると穴があるかどうか分からなくてなかなかにスリリング・ドライブ。

途中のあちこちで急ぎの道路補修をやってはいたけれど追いつかないですね。

 

今日は久々に美味しいピザが食べたいというのでドライブ兼ねて以前も記事に書いた長沼道の駅へ。

mouratta.hatenablog.jp

 

ドライブ兼ねてなんて、うふふ、いいご身分ね~。 というよりちょっとでも長距離乗らないとダメだと昨年の秋に思い知りまして。 昨冬何度かドカ雪で、しばらく車乗らずにいました。 約2カ月~2カ月半ほぼ置きっぱ。 

その後も長距離乗ることは月1くらいで、ある日バッテリー上がっちゃったんです。 車うんともすんとも言わないー!

 

昔の車であればバッテリーお取替えなんて割とよくある話でしたが、ハイブリッド車でバッテリー上がるってのはかなりヤバいことでして。 ディーラーにJAFで持ち込み、1週間かけて充電してもらうことになりました(車からバッテリー外して預け、ディーラー手持ちのバッテリーを借りてセットしてもらう・「恐れ入りますが頻繁に乗って下さいね…これも上がっちゃうと大変なんで…」とクギをガッツリ刺されてきたw)。

急速充電する手もあるのですが、メーカー側はあまり推奨していません。 バッテリーの劣化が進むそうです。

 

冬の間はどうしても長距離は出かけにくいので、路面状況とお天気がいいならばお休みの日はできるだけ車で出かけねばということで。

 

ぴじゃおいひい。

  

 

長沼道の駅の野菜売り場は冬の間クローズしているため、恵庭の道の駅に回っていくつか野菜を買ってきました。 右の写真は人参ではなく「パースニップ」

ヨーロッパではなじみがある野菜だそうです。 とくにイギリスとかちょっと寒い方が栽培に向いているらしい。 せり科の野菜で「白ニンジン」とか「アメリカボウフウ」なんて呼ばれているらしいのですが、見たことないので買ってみました。

 

いまはネットで何でも調べられるのでホント便利、パースニップの調理法もすぐにいくつか見つかって、一番簡単そうな皮むいて拍子切りにしてバターでソテー、ナツメグと塩で味ととのえるってやつをやってみましたが、あら美味しい。 甘い。 

「砂糖ニンジン」という呼び名もあるそうですが人参とはまたちがって、ほっくりした食感があって、バターによく合います。 北海道の農家の方は結構こういう珍しい野菜をどんどん試して栽培して下さるので楽しいのよねぇ、ありがたいです。



↑ ピジャが大好きなウサギさんのお話しです。 キューライスさん大好き。

 

 

3日前…25日の午後10時半ころ、北海道東部・根室のあたりで震度5弱の地震がありました。 警報が鳴ってややしばらくしてから札幌でもゆらぁ~っとイヤな揺れ方が伝わってきました。 震度5弱となるとやはり以前のブラックアウトが頭をよぎりますが今回は陥ることなく。 翌日吹雪でホワイトアウトでしたけど。 何なの。

 

前回のブラックアウトのときはスーパーもコンビニも当然ながらかなりのダメージで(商品が届かない、冷蔵冷凍品は品質の安全を考えれば販売できない、そもそもレジが動かない)それでも何とか特に食品関係を販売しようと頑張ってくださった店舗も沢山ありました。

SNSでここのお店は開いてたとか、そういう情報のやり取りもあって助けになったという話もありました。 札幌や近郊でいくつか店舗を構えている「ちくわパン」で有名な「どんぐり」というパン屋さんがあるのですが、ここも可能な限り営業してらしたそうです。

www.donguri-bake.co.jp

で、SNSに「どんぐりでパン買えたよ!」 という言葉が上がったそうで…

北海道ってすごい、緊急時は木の実でパン買えるのか…と道外の方が思ったという話聞いて笑いが止まらなかった。 何その宮沢賢治のやさしい世界(どんぐりと山猫的)。 ものすごく好き。

 

国内では大きな災害からそれなりに時間が過ぎて、備えもやや緩みがちですが、トルコやシリアの惨状を見るにつけ、やはり備えは気を抜かず継続が大切と思いました。

水、食料、暖を取るもの、非常用トイレ、モバイルバッテリーなどなど、今一度ご確認を! どんぐりは…あまり備えにはならないと思い…ま…す…けどね。